広告を制作をする上で、消費者が広告を観る瞬間の心理状況まで想定して、内容を構成していますか?
数年前に流行った「エモーショナルマーケティング」の影響から、単なる「アテンションだけのコピー」が流行りましたが、消費者はより成熟しています。消費者の心理状況を仮定しながら、考える必要があります。
交通広告であれば、ふとした瞬間に目がとまる。
ネット広告であれば、ある程度の検索意識をもって接触する。
マス広告であれば、なんの意識もせずに目の前を通り過ぎる。
折込チラシや新聞広告であれば、朝か帰宅後に目にする。朝・晩ではまったく違う思考傾向ですよね。
自分自身であったら、親の世代であったら、20代・30代・40代・50代〜と仮定しながら広告のコピーから構成まで考えていきましょう。
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”「右脳」に働きかけて、「左脳」で表現を支える”
●商品購入決定は「右脳」
●通販商材の特徴として「左脳」的にスペックを押さえる
【テレビ・ラジオ通販の大きな特徴】
・即時性を求められる
・電波媒体は、広告自体が手元に残らない
(広告媒体を見直すことができない)
顧客接触から、購入意識決定までの時間が非常に短い。
そのため、購入意志決定までの最短距離を作り必要があります。この購入意識決定までのロジックを理解することで、どのような媒体でも通用することができるようになります。
「最短距離」=骨組み を理解すれば、媒体特性ごとに枝葉を付ければ良いのです。
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このコラムの執筆専門家
- 赤坂 卓哉
- (クリエイティブディレクター)
- エーエムジェー株式会社 代表取締役
通販広告・店販広告を全面的にサポート
TV・ラジオにて累計2000回以上の通販番組を担当。通販において豊富な知識と実績を有する。通販や店販に欠かせない「薬事法」や「景品表示法」に深く精通しており、法律を守りながら広告として成立つ「シズル感のある広告表現」を得意としている。
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