(Mar.20) カナダ高校留学から帰国した方へ - カナダ高校オンライン授業概要発表

アルバータ州政府発表(他の州も同様の措置が予想されます）

Mar.19までの重大情報はこちらから

１．州政府はコロナウイルス無期限休校により自宅待機中の間も学び続けることが出来るよう図らいます 

生徒が地理的にどこで待機中でも関係ありません

＊つまり、日本に一時帰国した留学生も対象ということだと考えます。　現在帰国中の日本人留学生のみなさんは、親との連名で学校に連絡し、日本からオンラインコース履修希望を早急に伝えること。　ヘルプの必要な方はご連絡下さい。

２．Grade12の州最終試験はすべてキャンセル

（Grade12州試験は、高校卒業資格、大学進学に必須の試験）

特別事情のある生徒は州試験のリクエストを出すことが可能

学校、教育委員会に相談することが必要

＊今学年で卒業見込みであった高校留学生も同じく、リクエストを出すことが必要です。　ただし、既に履修済みの単位（履修中も含め）が卒業に届くこと、卒業への必修科目の成績が現在合格ラインに届いていることなどが必要だと思います

３．休校で待機中の高校生には各履修コースにつき平均週３時間の課題を出します 

方法は、Digital learning （オンライン）かコースパッケージを郵送し電話でチェックインする形で実施。

４．現在100単位以上を履修済みで卒業資格に届く高校生には、高校卒業資格を与える 

アルバータ州高校卒業規定は、必要科目を含め全100単位履修することとなっています。（BCは80単位）

（ただし、大学進学には必須のGrade12コースが必要ですので、それについての対応は未定です。）

５．他、高校卒業資格に必要なコース、a work experience or a career and technology studies course、については、校長裁量で単位を与え、卒業させる

ただし、他の履修単位が卒業資格を満たす生徒のみ

Digital learning の内容

Grades 10-12

* 高校卒業資格に必要な主要科目に集中する（language (English, French and French language arts), social studies, mathematics, biology, chemistry and physics.

* それ以外のコースも生徒の単位履修が可能なよう対応する予定

* 教師は、それぞれのコースにつき週３時間に相当する課題を出し、生徒及び親とも連携し、課題内容把握、提出が滞りなく行われるよう留意する

すべての高校生には最終成績をつける

それぞれのGradeに応じたレポートカードを発行する

学校運営者は、生徒の親にすべての情報を開示し、生徒が提出した課題がどう評価されるかの説明を行うこと

今学年履修中のコースにおいて進歩が確認出来た生徒はみな次の学年に進級させる

＊日本からの高校留学生の親の出番です。　学校と親との信頼を築いてきた親のみなさんはここでその成果が十分出るはずです。

今までエージェントにお任せだった親のみなさんは、ここからは独立し親の存在感を見せることがこの上なく重要です。

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BC州は現在まだ協議中

オンタリオ州は、「ここで自習できます」サイトを立ち上げましたが、高校卒業単位をどう扱うか、成績はどうなるのか、州試験はどうなるかなどの具体的なことは決めていません。 

無期限学校休校をいち早く打ち出したアルバータ州の具体策は、今後プロトタイプとなると思います。

日本に一時帰国中の高校留学生のみなさんには朗報でもあり、かなりの困難が予想される内容には変わりありません。 

まだまだ追加で細かく出てくる情報に迅速に対応し、学校と親との連携にも一切誤解・思い込みのないよう日本からのオンライン単位履修を進めて下さい。

日本から高校留学継続希望のみなさんへのSupport 提供も開始しておりますので、ご希望の方は出来るだけ早くご連絡下さい。

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