新築業者の暴挙・・・ - リフォーム・増改築全般 - 専門家プロファイル

阪本 貴洋
有限会社NOW 代表取締役
リフォームコーディネーター

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対象:リフォーム・増改築

森 幸夫
森 幸夫
(代表)
木下 泰徳
(アップライフデザイナー)

閲覧数順 2024年04月26日更新

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新築業者の暴挙・・・

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リフォーム業者の深層心理を一瞬で見抜く為に 業者の裏話
日本のリフォームはあいまいだった

というよりも業界そのもがあいまいなのでしょう・・・
今回は、解体後に新築されたお家にまつわるお話。

「長屋」というのが存在します。
中には、公道に面しておらずに私道に面して、
並んでいるものもあります。
これ自体に問題はないのですが、
こういった場合主として、排水管は私道もしくは、
お家の裏手の細い路地の下に埋設された排水管を
共用管として使用し、公道にある公共排水管に排水されます。

その際、公道からもっとも遠いお家が、
川に例えると上流、近いお家が''下流''という認識でかまいません。

今回は、上流のお宅は昔のまま築何十年。。。
その下流側に3件のお家があり4軒並びでした。
そしてその裏手の細い路地の下に埋設された
共用排水管を使用しておりました。
また、その路地を挟んで裏手に同じような長屋が4件あり、
これもまたその路地下に埋設された
別系統の排水管を共用排水管として使用していました。

そして下流側3件は、1番下手を最後に全てが新築されました。
その時、間の2件は、今まで使用していた共用排水管に接続されず、
裏の長屋が使用している共用排水管に接続されました。

なぜ、そのような事態になったかというのも単純明快!
その排水管のほうが浅く埋設されていたので、
掘削量も減るからです!!

な、なんてわかりやすい行動・・・

でもそれだけなら、今回取り上げるほどの問題でもないです。
それよりひどいのが1番下流のお家を新築する時・・・
1年ほど前に建て替えられたらしいのですが、
この時、今まで使用していた共用排水管を切断し、
新築用に浅く単独での排水管に切り替えるという
暴挙に出ていたのです。

つまり築何十年のお宅は、
気づくこともなく1年以上地中に排水を
垂れ流しており、今回私どもの調査で発見されました。

恐ろしいお話・・・