皆さん、ごきげんよう。
では、見た目を小ぎれいにするには どんなファッションを身にまとえばいいのでしょうか。それは持ちおん、年代やその人が持つ個性によってさまざまですから、正解はひとつではありません。一般的な話しになりますが、比較的若い人たちはいわゆるバブルと呼ばれる時代を通化していないので ハイブランドにあまり馴染みがないようです。そのため「手が届かない」とあこがあいてむ傾向にありますが、50代以上のバブルを経験した世代の人は、当時ハイブランドの服を当たり前のように着てきたせいか、そこはもうやりつくしたなという感覚をお持ちの方が多いように思います。
私のもとにも、これから先の人生は 必ずしもすべて高い物ではなく、自分に似合うものを着たり、好きだというものに囲まれて生きていきたいという方がたくさん相談に来られます。ハイブランドのアイテムの良さも充分に分かった上で、ワンランク上のステージに上がるという感じでしょうか。若い方にはハイブランドで固める必要はありませんが、ハイブランドの生地や仕立ての良さを知る機会があれば、ぜひ大事にして欲しいと思います。
すこし余談になりますが、同じハイブランドでも昔のものの方が生地や仕立てがしっかりしていたように思います。形が古くなってもリメイクして使えばまだまだ活躍できるようなアイテムも珍しくありません。質と値段はやっぱり比例することが多いですものね。高くても良い物を大事に使う分、結局長持ちするから コストパフォーマンスの点で見ても良いのかもしれません。私も古いものはできるだけ捨てずに、東京出張のときなどに信頼できるリフォーム店にまとめて出して、気に入ったものはできるだけ良い状態で保てるような工夫をしています。
袖や見頃、オーバーサイズだったシルエットをフィットさせたり、ラインを変えたら、服がまた見違えるように息を吹き返しますよ。自分らしいなと思えるアイテムと出会えるのは本当に幸運なことなので、できるだけ眠らせずに良い形で生かしていきましょう。お客様からのご依頼で「クローゼット診断」をさせていただくときには、そんなアドバイスもさせていただいています。
このコラムの執筆専門家
- 藤原 純子
- (福岡県 / ファッションコンサルタント)
- 代表
装いは生き方そのもの
コンサルは海外、県外も含め延べ1万3千人のご相談を承りました。その人らしい「大人のかっこいい女らしさ」を引き出すのを得意としており、数量限定オリジナルの「JUNCOブランド」も毎回好評完売です。企業様のセミナーやタイアップもお待ちしております。
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