自分もまだまだ成長過程にある人間。
部下や、同僚も同じ成長過程にあると理解していても、
つい、他人の失敗には厳しく接しがちになる。
どうしてだろう?
人間にも、機械でさえも、過ちはつきものではないか?
だけど、失敗、過ち、誤りに対して、人間は寛容さがない。
それでも、過ちや誤りを目の当たりにして、
すぐにカバーに回る人や、フォローを考える人たちもいる。
そんな人たちと話をすると、
まず、自分に対する信頼感が高い。
また、アイデア(創造性)が豊かで、物事をうがった見方をしないものである。
失敗したという事実をありのままに見て、感じて。
その次の行動までに時間が短く、
すぐに、じゃ、こうしてみる?とか、
自分はこうするから、あなたはこうして!という指示が的確である。
能力で言えば、行動力、判断力、分析力が高い。
性格で言えば、創造性が豊かで、ポジティブな思考性があって、親分肌でもある。
一方で、避難する人は、
失敗を許せないとか、正義感が強かったりするものの、
どこかで、自分に対して信頼感が低かったり、
行動よりも理論といったりする面が見られる。
どちらがいいとか、悪いとかではなく、
世間には2つのタイプの人が存在するし、
時や物事によって、そのどちらも味方になり、敵にもなるということだろう。
何が言いたいのか?
イライラさせては申し訳ないが、
要は、自分はどちらのタイプになりたいかを決めることだし、
自分はどちらのタイプと付き合うことが得意か苦手かを
知っておくことだと思うということです。
世間と上手く付き合うには、自分軸で相手との距離を保つしかない。
そんな自由を、わたしたちは手にしていることに気づいておくことだと思う。
自分の軸がぶれなければ、ストレスの種が減ることを知っていると、
ややこしいこの社会も、ちょっとは楽になるかもしれないということです。
さて。また新しい週が始まりますね。
6月も半分が過ぎようとしています。
じめじめしたこの季節。
自分には、自分の考え次第で「自由であれる」ことを実感して、
リラックスしながらお過ごし下さいね。
このコラムの執筆専門家
- 竹内 和美
- (研修講師)
- 株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
実践型研修で、結果が即・行動に現れます
ビジネススキルに不可欠なコミュニケーション力。ますます重要な「聴く力」「話す力」「論理的に考える力」を高める研修はじめ、企業研修の内製化のコンサルティング、人事政策のアドバイスなど、人事に関する総合的なご支援をしています。
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