- 大塚 泰子
- 有限会社ノアノア空間工房 代表取締役
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
超軟弱地盤だったので、杭基礎工事を行うことになりました。
直径約160センチの鋼管を、支持地盤面まで打ち込みます。
支持地盤面まで約8M。
とボーリングデータでは出ていますが
ひとつの敷地内でも支持地盤面の高低差がある場合、
8Mの杭では足りない場合があります。
この場合は、後から打ち継ぎをしなくてはなりません。
鋼管の先にプロペラのようなものがついていて
ねじこんでいくので、音は殆どでません。
敷地境界線から50センチほど離れたところに
昔使われていたと思われるヒューム管が出てきました。
ヒューム管とは、鉄筋コンクリートでできた管のこと。
これにもろに杭があたります。
地盤面から1Mくらいのところだったため
杭が当たるところを撤去して、杭を打ち込みました。
ちょっとはらはらしましたが、
うまくいってよかった。
来週から基礎工事がはじまります。
noanoa