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- 小澤 康宏
- 東京都
- 経営コンサルタント
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対象：経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- （経営コンサルタント ジャーナリスト 講師）
今回は、新事業への投資を決断したら、まず「攻め入る市場を知る」と題して解説します。新たな市場とは、どのような市場なのかを正しく把握する必要があります。依頼人の中には、自ら営業している市場すら、良く理解していない場合もあるくらいですから、ここはじっくり進めていきたいものです。
できれば、既存の市場、攻め入る市場、自社の経営・技術・技能・ノウハウ・設備・人材等も把握し、新事業への投資が、どうしても必要だという背景を知るべきです。闇雲に魅力ありそうな市場だからといって飛びついてはいけません。
特に、既存の市場であっても、まだまだ利益確保な受注の可能性があるかどうか、分析結果によっては新たな発見もあります。
そこで、攻め入ろうとする市場において、大事なポイントがあります。それは、市場成長率が高いことです。政府の規制が解除され、参入が可能になった、人口流入が激しいなど事業機会が期待できることです。又、自社の戦略や技術力、人材等の不足が露呈すれば、いくら事業機会があっても、無駄な投資となり得るが予想されます。是非、徹底的に調べ上げることが必要です。多くの企業で市場調査機能が欠けています。
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