GAMEをやめろ！

いますぐ、GAMEはやめろ！

いますぐ、GAMEをつくれ！

最近の若手教育の中で感じることは、

みんな、遊んでねーなー

である。

（いやいや、若手だけではなく、高い年代も該当する。）

ゲーム、ディズニーランド、テレビ、学校の授業、塾…なにもかも答えが備わったGAME。社会の中にあふれているのは、答えを設定しないとプログラムの組めない、バーチャルのGAMEばかり。利用する側には、真剣勝負とは間逆とも言える、必ず答えのある安心感の中でバーチャルの体験を費やす。

しかし、リアルな社会においては、答えありきのGAMEは存在しない。経験を高めることで、仮説としての答えを設定することはあっても、答えという着地点自体は、時間と人間関係の流れの中で見つけなければならない。真剣勝負の場。その領域に達した時、心が感じ、腑に落ち、見つけた！ となる。そのセンスが育っているのか？いないのか？

とにかく遊ぶのだ。

野山を駆け回り、人と人のせめぎ合いに参加し、孤独・恐怖・怒り・笑顔・達成感・敗北感・未熟さ・思いやり・自分と他人・自然の理…など、様々な体験と感情を積み重ねるのだ。それこそが、人生の宝になる。

擦れ合ってこそ、あらゆる角度で物事を捉える習慣が育つ。妄想力が育つ。

妄想できなきゃ、想像できない。想像できなきゃ、創造できない。

今年のものづくり補助金のテーマでもあるが、いよいよ、ロボット・AIの時代が現実的に整っている。その浸透で、仕事が奪われる時代になるのでは？と言われているが、本質は違う。

経営者は考える。

人材も枯渇し、有能なマネージャーを募集し育成することが段々と難しくなっている。さらなる生産性やコストを天秤にかけるならば、間違えることの無い、疲れ知らずの司令塔さえ居れば、スタッフたちのタスクやスケジュールの進捗管理は楽である、と。つまり、ロボット・AIが上司になり、人間＝スタッフ側が使われるか否かに振り分けられる時代となる。

未来ある未来へ。

もし、自分らしく生きるという選択肢を残したいのならば、誰かがプログラムしたゲームなんかをやめて、自らゲームをつくりだす体験を始める必要がある。遊ばれず、遊びをつくることが未来をツクリナヲス一つの策ではないか。

▼ホーキング博士「人類はあと100年で終了」驚きの未来予測

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170912-00010004-flash-ent

新潟到着。本日もクライアントの現場にて、せめぎ合い、引き出します。

大宮→上越妙高への旅路より、

思いを込めて。

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