- 村上 春奈
- 村上建築設計室
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
東京郊外に建つ鉄筋コンクリート造2階建ての「もみじの家」では、外断熱工法や深夜電力による低温温水式床暖房の採用、そして日光の入り方や風の通り道を考えたプランニングにより、省エネでありながら年間を通じて温度変化の少ない室内環境を実現しました。
クライアントは60代のご夫婦。以前は築35年の木造一戸建て住宅に住んでいましたが、仕事の引退を機に、新しい住まいを計画されました。
新しい家の計画を進めるにあたって「冬暖かい家がほしい」との強い希望がありました。というのは、以前の家では天井裏や壁内に断熱材がほとんど入っておらず、真夏は鉄板焼の下にいるよう、真冬は室内でも0度近くになってしまうこともしばしば。とくに、冬の寒さが身にこたえていたようです。
そこで、新しい住まいでは、一年を通じて春のように快適に過ごせる住まいを計画することになりました。
村上建築設計室