売上は見込数値なので結構難しいのが実際です。
数値計上をする上でのPOINT
《同じ事をやっているようで実は違う》
まったくゼロベースから思い付きで数値を決めるのがダメなのは
もちろんですが、勤務している会社がこの程度できているから、
知り合いがこのくらいやっているからと考えるのは禁物です。
同じ事をやるのに何故?と思われる方も多いと思います。しかし
実際にはなかなかそうなりません。稼動している会社は、そこに
小さなノウハウがあり、やっている会社も気付いていない、暗黙
知があるからです。webサイトの違いから、受付体制事務管理な
ど売上を上げる為のノウハウが詰まっています。
1 何を基準に数値を出すか
投下資本との関係によってテストマーケティングの期間は違いま
すが、想定される問題点の仮説を出しテストマーケティングによって
これを塗りつぶして行きます。同業者を徹底的分析、リサーチし成功
のKFSを中質して下さい。その上でこれからの自社の、質、量、時間
を考え何割り増しで自社が行えるかを定量化して見て下さい。それで
も意外と同様の売上は保てません。
更に自社の特性による"効果"を精緻に分析し積上げて見て下さい。
これが売上を想定する時に最初に行うことになります。意外と多いのが
大体同じ事をやるのだから、マーキングした会社の○割りダウンでは最
低いけるだろうと考え方です。これは非常に危険です。過去にどんなに
経験知があっても、独立した当初は辞めておくべきです。
2 想定以上に売上が伸びた場合のリスクも考える
逆のケースで想定外に売上が伸び自社のキャパを超えるケースがありま
す。その場合の対処方法についても考えておく必要があり、うれしい悲鳴
の間に対処をしなければ、せっかくの顧客から信頼を失ってしまうのでそこ
を考えアウトソーシング先を探しておくなど事前準備も必要です。仕入があ
る場合は与信との兼ね合いもあるので、与信を超えた場合の処理方法など
も事前に打合せしておいて下さい。
3 最低必要売上高に対する自信
○ヶ月以内に最低必要売上高はこうすれば上がるという方法を色々な角度
から考えておき、スタート後のスケジュールをしっかりと作っておくことが重要
になります。実際にはプラン通りには行かないことが多いのですが、修正変更
をしながらでも"軸"はずらず、絶対にやりぬくという気持ちが大切です。