- 奥村 召司
- 株式会社空間設計社
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
そういう視点で少し持論を書きたいと思います。
まず私は風水、家相の専門家ではないと宣言しておきます。なる気もありません。ただ職業柄、事例はたくさん経験しています。
多いのはたまたまその種の本を見て、あるいは知人から(おせっかいな)アドバイスを受けて気にするようになったと言う非積極的タイプの方。気にし始めると気になると言うやつです。一方で昔から高島暦などを日々の生活の参考にしていると言う本格的な(?)方もいらっしゃいます。前者の場合、(決定的な凶相にならないよう)私が最低限の考慮をしつつ設計します。その程度でも気が済むと言う方も多いものです。本格的な風水・家相チェックを希望される場合、建て主さんが信頼する専門家(風水師さんとか)と綿密に打ち合わせしながら設計することもあります。大きなビルでさえそう言う事例がありました。(風水、家相からの要求が建築基準法と全く矛盾し困ることもありますが・・。)以前ある風水師さんからお聞きしたところでは「住みやすくない家は、それだけでも凶である」・・とか。つまりそもそもは住みやすい家を目指せと言うことでしょうか。それなら大賛成なのですが・・。