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大谷 正浩
大谷 正浩
(住宅設備コーディネーター)

閲覧数順 2017年12月12日更新

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最近ますます使い勝手が良くなっているエコキュートの話

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オール電化は太陽光発電と一緒に提案されることが当たり前になっていますが、その中核をなすひとつの設備が、エコキュートです。

オール電化とは家庭などでの光熱源を電気だけすることを指しますが、その際に給湯をおこなうのがエコキュートです。

今でこそ当たり前のように普及しているエコキュートですが、発売当初は使い勝手があまり良くないという評判がありました。

しかし発売以来4半世紀を過ぎた今では格段に性能がアップし、使い勝手も進歩して給湯器の優等生になっています。

そんなエコキュートの最新事情を少しお話ししたいと思います。

 

エコキュートという言葉は和製英語で、あまり知られていませんが関西電力が登録商標を持っています。その原理から、正式には「自然冷媒ヒートポンプ給湯器」と言います。

最初にエコキュートが登場したのは2001年にコロナが発売したものにさかのぼります。翌年は数社が発売を開始していて、2014年の時点では日本中で400万台以上が使用されています。

 

エコキュートはヒートポンプユニットと貯湯タンク、それらをつなぐパイプなどで構成されています。

ヒートポンプとは熱媒体などで低温部分から高温部分へ熱を移動させる技術で、ポンプという言葉通り、外気の熱を汲み上げる作用があります。

つまり、ヒートポンプユニットのファンを回転させて空気を取り込み、二酸化炭素(CO2)を暖めます。

暖まったCO2をコンプレッサーで圧縮すると、約90°Cの高温になり、この高温CO2を別の熱交換器を通すことで貯湯タンク内の水を温めます。

 

エコキュートはじょうずに使うことで、家庭の光熱費を安く抑えることができます。

しかし、エコキュートなら必ずしも光熱費が安くなるということではありません。

そこで大切になるのが、エコキュートに「使われる」のではなく、エコキュートを「使いこなす」ことです。

いくつかの設置事例をみると、改善すべき使用法があるようです。

ここではエコキュートのじょうずな使い方を見ることにします。

 

(1)エコキュートには季節モードが備わっている

エコキュートには省エネモードがありますから、基本的にはこのモードに設定しましょう。ただし日中お湯が足りなくなった場合は、追い炊き機能ではなく高温足し湯にします。

使うお湯の量が増える冬には、省エネモードではなくお湯を多めに沸かすモード設定にしますが、夏には省エネモードに切り替えると良いでしょう。

 

(2)昼間は自動湧き増し機能を停止する

タンクの湯量が少なくなると自動的に自動湧き増し機能が作動しますが、必要ならとこかく、そうでない場合はこの機能を停止しましょう。

 

(3)ピークカットの設定を忘れないこと

エコキュートは、夜間の単価が安い電気を使うのが基本です。

日中の電気代は単価が高いので、設定した時間帯では自動湧き増しをしないピークカット設定をしましょう。

 

(4)追い炊き機能付きでは高温足し湯にする

エコキュートの場合、追い炊きあるいは自動保温よりも、高温足し湯のほうが省エネになります。

また、2日続けてお風呂に入る際には沸かし直すよりも新たにお湯はりをするのが省エネになります。

 

(5)旅行などで数日間以上使わない時は休止モードを忘れずに

何日間もエコキュートのお湯を使わない時には、必ず休止モード設定をして、長期間不在の場合は水抜きをしましょう。

特に炊き上げはできるだけ電気代が安い夜間電力でおこなうことが、なによりも重要です。

 

現在市場にある主なエコキュートメーカーは、順不動で見ると、ダイキン、パナソニック、三菱電機、東芝、コロナ、日立などです。

それぞれのメーカーが競合するので、どれもが高性能で使い勝手が良くなっていますから、正直なところ優劣はつけがたいと言えます。

また、各社それぞれが省エネを、つまり電気を無駄に使わないための各種機能や、使い勝手を良くする機能について配慮しています。

ただし、これらの機能は使う人次第です。販売会社の担当者や商品の説明書でしっかり確認して最適なものを選ぶ手間を惜しまないのも重要です。

もちろん和上ホールディングスではエコキュートの導入・施工にも豊富な事例を有しており、あらゆる事情やニーズにお応えしたご提案を行っています。

 

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