- Style Reformer 小林俊夫
- Style Reformer 『猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」』代表
- 東京都
- ピラティスインストラクター
おはようございます
昨日、imok's Mentership
「Bodywork for Movement Development」
の資料を入稿することが出来ました!!
いよいよ今週末から
東京の第1期が開講です
昨年もお陰様で
相当数のセミナーや講演を行わせて頂き
その都度スライド作成をしていましたが
今回、新たに200枚以上のスライドを作成し
その中から取捨選択を繰り返し
最終的に合計で432枚(笑)
8時間×4日間=32時間かけて
Bodyworkについて学び
実践していきます!!
もちろん全部にこだわっていますが
その中でも特に実技資料にはこだわっており
各エクササイズ毎の背景にある
「なぜ?」「なんで?」を明文化しております
一般的な資料だと
エクササイズのやり方「How to」については
①先ずは仰向けに寝て
②その姿勢を保ったまま両足を上げ.......
みたいな感じで書かれているのですが
「なんで?」その「やり方なの?」って所は
書かれていない場合が多いのかなと
もちろん
口頭では「なぜ?」を伝えていますが
実際に身体も動かしながら
その考えの背景にある膨大な量の全てを
セミナー中に書き留めて頂くことは
物理的に難しいと想います
そうすると
後から見直そうとしたとしても
日本の学校教育も相まってか
正しいとされる「やり方」にフォーカスされ
「なぜ?」を考えなくなってしまいがちので
「このエクササイズって、足首は伸ばした方が良いですか?引き上げておいた方が良いですか?」みたいな、「やり方(How to)」に関する質問が出やすいのかなと
エクササイズの「やり方(How to)」を決めるのは
「なぜ?(Why)」、「何を?(What)」なので
そこを明確にせずに考えたり、議論をしても
あまり意味は無いと思うのです
そして
近年のトレーナー、フィットネス業界を見ていると
考え方の変化が大きい&早く
その「なぜ?」を生み出している「前提条件」が
変わってくることが多いんですよね
例えば
SLRで脚が上がらないのは
一昔前は「ハムストリングスが短いから」であり
改善の為には「ストレッチをしましょう」
といった指導が一般的だったと想います
しかし、ここ数年は
コアの発火の問題であったり
ポジションの問題であったりと
多くの場合、元根本は組織よりも
神経系の問題だったりしますよね
そうすると
改善のための方法としては
「スタティックストレッチ」ではなく
「コアのアクティベーション」だったり
「リポジション」だったりする訳です
上記の様に
前提条件が変化をした場合
「やり方」だけを「暗記」していていも
最適解を導くことは出来ないんですよね
しかし
そのエクササイズの「やり方」を規定している
「前提条件」と「背後にある考え」が「理解」出来ていれば
Mentershipを受講された方が
僕が知らない、新たな情報やエビデンスに出会った場合
「小林さんは、この様な前提条件をもとに、この様に考えて、このやり方で行っていたけれど、今回新たに学んだこの情報から考えると、前提条件が○○から△△に変わるから、考え方も□□に変わって、やり方はこの方が良いだろうな」と
考えることが出来ると思うんですよね
それが「Client First」ならぬ
「受講者 First」なのかなと勝手に考えています
職業によって
必要な能力は変わってくる様に思われがちですが
それは、僕らの業界で言えば
ピラミッドの一番上にある「スキル」の違いであり
どんな職業であろうと
土台となるのは「思考力」であったり
「語彙力」であったりする訳ですよね
その為
imok's Mentership
「Bodywork for Movement Development」では
ただ「やり方」をシェアするだけのものではなく
4日間かけて一緒に「思考力」を
とことん高めていきたいなと考えています
この前の月曜日
マネジャーを中心に
数時間かけて最終の原稿チェックをしていましたが
さすがに脳みそがヘトヘトになり過ぎた時の休憩時間の様子(笑)
としお