ソルベンシーマージン比率とは、生命保険会社は、将来の保険金などの支払いに備えて責任準備金を積み立てていますが、万一、大災害など通常の予想以上のリスクが起こったときに対応できる「支払い余力」をどのぐらい有しているかを判断する数値の事を言います。一般的には、ソルベンシーマージン比率が200%を下回った場合には、金融庁によって早期に経営の健全性の回復を図るための措置がとられます。逆に言えば200%以上であれば、健全性についての一つの基準を満たしていると言えます。
しかし、実際は200%程度では健全とは言えないと言えますね。下記に2007年度の数社の比率を載せてみますが、この度、破たんした大和生命が555.40%でしたからね。200%で安全と言い切るのなら話しがおかしいと言えますね。(小数点以下切り捨て)
東京海上日動あんしん生命 2766%
ソニー生命 1747%
明治安田生命 1314%
オリックス生命 1217%
日本生命 1156%
住友生命 1030%
第一生命 1010%
AIGエジソン生命 973%
アフラック 937%
アリコジャパン 913%
プルデンシャル 906%
三井生命 696%
朝日生命 674%
このコラムの執筆専門家
- 植森 宏昌
- (大阪府 / ファイナンシャルプランナー)
- 有限会社アイスビィ 代表取締役
お客様との信頼関係を大切に!一生涯の安心と満足をご提供
将来のリスク対策やライフプランの実現に向けて、保険・投資・資産運用に関する知識や解決策をご提供すると共に、お客様に最適な商品をトータルにプランニング。お客様との信頼・信用を大切に、利害や損得を超えた末永いお付き合いをモットーとしております。
0120-961-110
「保険」のコラム
8つの生活習慣病を通院治療から保障(2023/09/19 15:09)
新しい緩和型の医療保険が発売されました(2023/09/18 20:09)
会社設立20年(2023/09/06 19:09)
東京オフィス移転のお知らせ(2023/08/27 02:08)
新潟出張が出来ない(2020/02/06 10:02)