これからのトレーナー業界の3つの課題!? - 各種のヨガ・ピラティスレッスン - 専門家プロファイル

Style Reformer 小林俊夫
Style Reformer 『猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」』代表
東京都
ピラティスインストラクター

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対象:ヨガ・ピラティス

福島 多香恵
福島 多香恵
(ピラティスインストラクター 社会福祉士)
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閲覧数順 2024年04月26日更新

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これからのトレーナー業界の3つの課題!?

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 こんにちわ

 

先日のマイクロジム運営セミナーにて

 

これからのトレーナー業界の課題として

 

3つのポイントを上げさせて頂きましたが

 


 

 その中の1つが

 

「企業」の不在と「家業」化が

 

益々進むということでしょう

 

 

ちなみに「家業」&「企業」を調べてみると

 

デジタル大辞泉には以下の様に書かれています

 

その家の生計を立てるための職業。生業。多く自営業についていう。「 家業 を手伝う」
代々、その家に伝わってきた職業。また、世襲的に継承していく技術や才能。「 家業 を継ぐ」

 

 

「企業」

 

営利を目的として、継続的に生産・販売・サービスなどの経済活動を営む組織体。また、その事業。

 

 

 どちらが良い悪いではありませんが

 

特にパーソナルトレーナーや

 

インストラクターということであれば

 

圧倒的に「家業」だらけです

 

 

 

 そして「家業」を行いながら

 

業界や社会を変えたい、貢献したいという方が

 

多くいらっしゃいますが

 

その志はステキだとしても

 

「想い」と「行動」の一貫性がありません

 

 

 なぜならば

 

そもそも「家業」は

 

その家の生計を建てるための職業なので

 

これは矛盾をしています

 

 

もちろん内が安定をすることで初めて

 

外に目が向くとは思いますが

 

 

 

 そして、現在の業界を見ていくと

 

ボディワークが広まったことで

 

マット1枚あればスタジオをオープン出来る為

 

初期費用は大幅に下がり

 

 

更には

 

ITの発達および普及に伴い

 

パーソナルスタジオやマイクロジムを

 

経営する為のコスト

 

特に集客コストが下がったことにより

 

継続的な経営がしやすく

 

 

ライザップなどボディメイク系スタジオのお陰で

 

料金のアンカーが高くなっています

 

 

 その上「需要 > 供給」の関係が相俟り

 

現状としては、100万円程度あればスタジオを始められて

 

半年から1年すれば

 

自分の好きな様に働いて

 

月商で80~100万円近く売り上げられる

 

 

 そこから

 

人を雇用し、店舗展開に進もうとするも

 

なかなか上手くいかないし

 

人の問題が生まれてくる上に

 

パーソナルセッションだけで

 

利益を上げるビジネスモデルだと

 

ハイリスクローリターン

 

 

 そうすると

 

やっぱり面倒臭いから

 

また1人でやっていけば良いや

 

となるでしょう

 

 

 それが一概に悪い訳ではありませんが

 

日頃SNSなどを見ていても

 

今回のWELQの問題にしてもそうですが

 

専門家から見て、誤りだと思える情報やサービスが

 

拡がっていることに対して

 

憤りを感じている方は多いと思います

 

 

 もしそこに憤りを感じるのであれば

 

自らが起業し、企業を創るか

 

そういった企業の一員となって

 

行動をしていかなければ

 

その現状を変えることは難しいのではないでしょうか?

 

 

 諸先輩方がトレーナーという業界の基盤を

 

創ってくださいましたが、それらを受け継ぎ

 

「家業」と「評論家」だらけの業界にするのか

 

「企業」と「実践者」だらけの業界にするのか

 

 

 思想は人それぞれ自由ですが

 

僕は後者を創っていきたいと考えています

 

 

としお

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