- 山藤 惠三
- 有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
- 東京都
- クリエイティブディレクター
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
- 荒井 信雄
- (起業コンサルタント)
社会的貢献(CSR)に見るブランディング戦略は? #1
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ベンチャー経営術、イマ〜戦略系。
企業体力を強くする知恵袋
2008-11-27 11:55
今週末は、酉の市にお参りに行ってこようかと思っています。
エスオープランニング、山藤(サンドウ)です。
最近のトレンドである、地球環境保護、温暖化防止とともにキーワードで取り上げられる、
企業の社会的貢献(CSR)活動に見るブランディング戦略は?です。
社会的貢献(CSR)活動とは?
日本では、長くビジネスと政治は相反する!とか、
ビジネスとアートは相容れない!とか、
アートとデザインはまったく違うもの!
という先入観がありますが、
そういった先入観をあえて外してみるのも、いつもと違った発想が生まれて楽しいものです。
食品会社のダノンのケーススタディ
食品会社のダノンは、ミネラルウォーターの「ボルビック」の広告宣伝で、
「1L for 10L」というキャンペーンをユニセフと協力して行っています。
これは、アフリカのマリに10リットルのきれいな水を古井戸建設によって
提供するイベントです。
「今ある、古い井戸は浅くて、雨水がはいり、下痢や寄生虫が発生しているが、
少し深く掘って、きれいな水を呼び込むのだ!」といいます。
住友化学のCSR活動のケーススタディ
住友化学は、世界保健期間(WHO)のマラリア撲滅作戦に協力しています。
「オリセット・ネット」という蚊帳を政策、繊維技術を活用して、
3,000万セットを配布しています。
ユニクロは、自社製品を店頭でリサイクルして、難民キャンプに届けて
いたりしています。
これらは、企業広告や販促イベントに、企業の社会的貢献(CSR)活動を
取り入れている例です。
なぜ企業は最近のトレンドとして企業の社会的貢献(CSR)活動に
力を入れているのでしょうか?
つづく。
「1L for 10L」サイト:ボルビック
住友化学のアフリカ支援:オリセット・ネット