AM7時すぎに出社しスタッフと一緒に事務所、
周辺道路を一緒に清掃です。
私の担当は、トイレ!トイレを素手で一生懸命、掃除し、
同じく自分の心も磨きます。
本日は、午後から、現在進めております、
超長期住宅先導的モデル事業つまり、200年住宅の件で行政に
足を運びました。
200年住宅の基本性能に、住宅性能表示でいう維持管理対策等級3をクリアしなければ
ならないとありますので(http://www.hyouka.gr.jp/seido/shintiku/05-4.html)、
今回、維持管理等級3をクリアするため、給配水管に貫通スリーブを使用し、
給水、排水ともヘッダー方式を採用し、給排水管の維持管理を容易にする事を計画しております。
実は、弊社では、以前より標準仕様で、給排水の貫通スリーブ・給水ヘッダーを
使用しておりますが、排水ヘッダーを使用するのは今回が初めてなのです。
それは、実は福井県の敦賀市は、排水ヘッダーの使用がまだ行政に認められていないという
理由からなのですが、前述のように、今回、国土交通省に認可された提案内容に、
排水ヘッダー方式を採用する事をうたっているため、今回、排水ヘッダーを使用をしなければ
200万円の補助金がおりない!ということなってしまう!ということで、
東京からわざわざ、(株)エプコ http://www.epco.co.jp/ の高橋取締役、
メーカーの前澤化成工業(株)http://www.maezawa-k.co.jp/meant2.htm の
田崎福井営業所所長に同行して頂き、市に陳情に行って参りました!
市の下水道課に熱い思いを持ち込み、弊社の200年住宅に寄せる熱い思いを
語り、メーカーさんからの熱い支援もあり、徐々に山は動き出しました。
なんとか今回初めて採用という快挙を成し遂げ、
今後これを契機に本格的に採用をと・・・門戸が開かれた瞬間でした!
日本各地でもまだ使用を排水ヘッダーが許可されていない地域が
あると聞きます。
役所仕事は、一言一言に責任が付いて回りますし、なかなか
一企業、一メーカーの要望だけでは、認可がおりないもの実状です。
本日、わざわざ一企業の私たちのために、東京から足を運んでくださった、
給排水の維持管理を担うエプコさん、ヘッダーメーカーの前澤さんには、
大変感謝しております!
メーカー、住まいの作り手、維持管理をサポートする企業、これからが
三位一体となって初めて可能となるのが、200年住宅です。
本日は、200年住宅の本質を見た、そんな気がします。
200年住宅は、設計者、施工者、クライアントとの信頼関係はもとより、
それらを生み出す、メーカー、200年住宅をサポートする企業、そして行政、
国が連携して初めて可能な住宅です。
皆様も、そんな200年住宅を建てて欲しいと、住まいの作り手として
そう思っています。
For The Customer 〜全ては顧客のために〜
http://hac.meblog.biz/
〜失敗しない・後悔しない・本当の家づくりのために〜
つくり手の会 http://www.tukurite.jp/
PS.写真は、陳情に行く前に 〜いざ!下水道課へ〜(笑)
そして、熱い思いを行政にぶつけたその瞬間です!
このコラムの執筆専門家
- 浜田 肇一
- (福井県 / 工務店)
- 濱田建設株式会社 代表取締役専務
パッシブZEHで、エコで長期に快適に暮らせる住まいを
福井県・滋賀県近郊で、パッシブデザインのZEH住宅を手がける設計工務店です。時を経てライフスタイルが変化しても、各空間の用途を自在に変えられるのが大きな強み。自然エネルギーも最大限に活用し、低コストでエコな暮らしをサポートします。
0770-22-0283
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