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平日だというのに、午後6時過ぎから人が急激に増えて混雑してます。
どうやら、幾つかの日本人ツアーが重なってやってきたようで、日本語ばかりが飛び交う九份。
ぱっと見だけでも50人以上の日本人がいます。
そして今日はあいにくの雨。
気温も10度前後で寒い。
撮影ポイントに行くには、人がすれ違うのがやっとの石段を少し降りて、お店へと続く通路まで行かないといけない。
傘をさしているため、傘を周りの人間にぶつけながら通路まで行くと、今度は荒波のように日本人ツアー客がなだれ込んできて、撮影ポイントに立ちふさがります。
後から後からツアーが到着するようで、人が全く途切れません。
なんとか撮影ポイントで撮影を終えて、階段下の広場まで移動すると、そこには滞留した日本人ツアー客の群れ。100人はいます。
「ではここで、7時半に集合です。」同じような時間で、いくつものツアーが自由時間。
一瞬で周りのお店が満員に。
雨はきつくなるし風もあるし、人の傘は当たるし、大変なツアーだなと、離れて見ていたら、
「もうヤダ。寒いし、雨降ってるし、人がバカみたいにいるし、九份もういい、帰りたい。」と、ブチ切れている日本人女性のグループ。
私は九份に宿泊するので、疲れたら宿にすぐ帰れますが、ツアーの方々は九份から台北まで一時間半くらいかけて帰らないといけません。
足がズクズクに濡れて冷えた体で、これまた冷房の効いたバスで帰るのは地獄だなと、完全に他人事で眺めていました。
ちなみに、九份に夕方行こうとすると、バスが20,30分おきにしかこない上に乗客は増えて、おまけに途中の山道で車の離合ができずに立ち往生することもあります。
そして、バスの運ちゃんは結構飛ばして山道を上ります。
このバスに立ったまま乗ると、おそらく九份に着く頃には、ぐったり疲れていること間違いなしです。
私は乗り合いバンで、瑞芳駅から50元で九份までいきました。
タクシーは瑞芳駅から205元と値段が決まっています。
九份からは、250元とちゃっかり値段が上がっています。
昨日の日本人ツアー客は、九份からの帰り大変だったと思います。
九份泊まったほうが楽ですけどね。私は6000円で民宿泊まりました。
カメラの輝度をあげたら、雨が降ってないような写真に。でも、実際は結構な雨降ってます。
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このコラムの執筆専門家
- 木村 和夫
- （東京都 / 鍼灸師）
- 有限会社 木村爽健 代表
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