- 松井 千恵美
- 一般社団法人ジャパンエレガンススタイル協会 代表理事
- 東京都
- インストラクター養成/起業コンサルタント
こんにちは。
桜ことスクールの松井千恵美です。
お雛様を飾るとき男雛は右?左?
よく、関東と京都では飾り方が逆と言われてますが、昔は同じでした。
昔の飾り方は男雛が左(向かって右)、女雛が右(向かって左)
これは、日本の伝統礼法の一つに「左上右下(さじょううげ)」があります。
左(向って右)が上位、右(向って左)が下位とするしきたりです。
これに対し西洋のマナー・プロトコール(外交儀礼)では「右上位」で、
右(向って左)が上位、左(向って右)が下位とし日本と真逆です。
お雛様の飾り方は、昔は男雛は左(向って右)、女雛は右(向って左)。
それが皇室が明治時代に国際儀礼を取り入れ、公式行事で天皇陛下が
右(向って左)、皇后陛下が左(向って右)に立たれたことから、
両陛下の並び方を範として男雛を右側、女雛を左に飾るようになったのです。
関東でよく見る飾り方ですね。
京都では今でも伝統礼法に基づいて、
男雛を左(向って右)、女雛を右(向って左)に飾っております。
雛人形の飾り方に「関東式」や「関西式」があると言うより
古来の日本文化の「左上右下」だったのが、途中で変わったと言うことですね。
このコラムの執筆専門家
- 松井 千恵美
- (東京都 / インストラクター養成/起業コンサルタント)
- 一般社団法人ジャパンエレガンススタイル協会 代表理事
50歳からの起業・副業を考えている女性のためのコンサルタント
100歳時代を迎え、老後の年金問題や企業の副業推進等で自助努力が問われているいま、50歳で起業した自身の体験を通して、50歳からの女性のための起業コンサルやマナーインストラクター養成を行ってます。
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