これでホントの優遇税制 - 住宅ローン全般 - 専門家プロファイル

高橋 正典
スタイルグループ 代表取締役
東京都
不動産コンサルタント

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対象:住宅資金・住宅ローン

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閲覧数順 2024年12月08日更新

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これでホントの優遇税制

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不動産にまつわるお金 住宅ローン減税
今回検討されている住宅ローン減税・・・ 私は金額よりも、住民税の減税に

まで踏み込めるかを期待しています。

なぜか? 以下シュミレーションをしてみたいと思います。

 1.ご夫婦とお子さん2人
 
 2.収入はご主人が600万円

 3.奥様は専業主婦

 4.一戸建てを3000万円借り入れて購入


この場合、通常の減税ですと、年末のローン残高×1%を10年間に渡り

控除されますから、イメージ的には3000万円×1%=30万円でしょうか。



翌年以降も、残高は徐々に減るものの、最初は金利負担が多いですから、

30万円位が10年間控除!  しかし、前に申したとおり、あくまで支払

った所得税が上限です。 


ちなみのこの方は

6,000,000円→給与所得控除後→4,260,000円→所得控除(社会保険を50万円

程度として)約237万円を差し引く→課税対象が2,190,000円

この額に、10%−97,500円しますと、所得税は約121,500円となります。


つまり、結局12万円程の控除に留まります。 これが今までの住宅ローン

控除の仕組みでした。


がしかし!住民税にまで対象が広がると、本来年間30万円の控除までは可能

なこの方の、まだ控除し切れていない残りの約18万円は、控除される!

(ちなみに住民税の計算は省略しますが、恐らく30万円近くになっている)

これで、初めてこの税制の価値が生まれる事になります。

金持ち優遇ではない! とするなら、ぜひここまで踏み込んで欲しい・・・

そう願うばかりですね。