失敗しない医療保険選び

保険会社各社いろいろなネーミングで医療保険を出しています。宣伝も自分のところが「一番」といっているし、どこがいいか迷うのではないでしょうか。そこで今回は失敗しないチェックポイントをまとめてみました。医療保険のベースは、入院と手術、それにプラスしていろいろな特約を各社用意しています。みなさんがまず目にとまるのが保険料かと思います。ただ、保険は確率からつくられていますので、保険料だけ見ていては失敗します。また、同じ名前でも給付内容、給付範囲が違っていますのでよくチェックしましょう。

□保険期間をチェック

保険は確率を計算して作られます。保険期間が短ければ確率も下がるため保険料は安くなります。ただ、保険期間を短くした場合には契約を更新するごとに年をとるので保険料がUPしてしまいます。保険期間は基本的には終身を選びましょう。

□入院給付金の支払われ方をチェック

今は日帰り入院から給付を出す保険会社がほとんどです。それに加え5日以内であれば、1日の入院でも5日分給付を出す会社もあります。

□手術給付金をチェック

手術給付金は、入院日額の5倍、10倍、20倍、40倍など会社によって違います。保険料を下げるために5倍、10倍しか出さない会社もあります。入院日数は少なくなっているので一回の入院給付金の給付日数は少なくて良いと思いますが、手術給付金の額は多いほうがいいでしょう。

□先進医療特約の内容をチェック

最近の医療保険は先進医療特約をつけられます。先進医療特約は先進医療にかかわる技術料の自己負担が支払われます。その他に交通費、宿泊費、一時金を出す会社があります。

□放射線治療給付金をチェック

放射線治療給付金が医療保険についている会社が多くなっています。60日に1回もらえるものですが、会社により給付額が違っています。

□通院特約、女性疾病特約をチェック

保険会社により給付条件、給付内容が違います。給付内容、給付条件がいいと保険料は高くなります。

□三大疾病（特定疾病）特約をチェック

この保険は、がん、脳卒中（脳血管疾患）、心筋梗塞（心疾患）のときに給付をもらえます。保険会社により、給付条件、給付範囲が違います。要チェックです。