こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。
誰かの愚痴を聴いてあげているときに
「わかるよ」
と言ったら、ブチ切れられてしまったという経験はありませんか?
これは比較的男性からのお悩みに多いかな・・・
奥さんが落ち込んでいるときに
「わかるわかる」
って言ったら
「あなたに何がわかるのよ!」
って言われてしまった・・・とかね。
「わかるよ」っていう言葉は、扱いが難しいです。
その人の痛みは、その人にしかわからないもの。
なので、その痛みが辛ければ辛いほど、安易に
「わかるよ」
なんて言って欲しくないのですよね。
「わかるよ」という言葉を上手に使うコツがあります。
それは、相手のポジティブな感情に共感するときや、ビックリしたとき、慌ててしまったときに使うんです。
「あ~。わかる、わかる。そういうのって、嬉しいよね」
「わかるわぁ。そういうとき、ホント焦っちゃうよね」
↑
こんな感じ。
相手が辛い気もちを打ち明けてくれたときには、「わかるよ」の代わりに
「そっかぁ。そんなことがあったんだね。辛かったね」
「そうだよね。イヤだったよね」
という感じで受け止めてあげると、相手はホッと安心しやすいです。
それに「わかるよ」と言ってあげたときよりも、「わかってもらえた」と感じてもらいやすいようです。
ポイントとしては「辛かった」「イヤだった」と過去形で言ってあげること。
こうすることで、そのイヤな出来事が今まさに起きているわけじゃないというメッセージを相手に送ってあげることが出来ます。
そうすると、その出来事と少しだけ距離が出来るんです。
よかったら、試してみてくださいね。
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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