こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。
先日投稿した「夫婦間に存在する2つの支配」という記事で「自己憐憫」について取り上げました。
可哀想な私に酔いしれる状態のことをいうのでしたね。
この記事をお読みくださったクライアントさまから
「私がやっていることも、所詮は自己憐憫なのでしょうか」
というメールをいただきました。
別の方からは
「自己憐憫って、ダメなのですか?」
という問い合わせもいただきました。
記事では「支配」として取り上げましたので、マイナスのイメージを持たれたようです。
人生には
「わたしって、可哀想」
という思いが必要なときもありますし、自己憐憫は誰もが抱きうるものです。
そんなときって、すご~く傷ついているんですよね。
傷ついてボロボロで、どうにかなってしまいそうだけど
「アイツのせいで私は不幸」
「私は悪くない。悪いのは、相手よ」
という思いに酔いしれることで、どうにか自分を守り、その辛い状況を乗り切ろうとしているんです。
本人にとって必要だから、その状態に浸っているので
「こんなに酷い目に遭った私には、この状態に浸っている権利がある」
という気もちも出てきやすいです。
だから、なかなか抜け出せません。
でも、不幸を嘆く生活は、自分の周りをマイナスの感情で取り囲んでいるようなものですから、たとえそれが必要であっても、やはり苦しいんですよね。
「どうして私ばっかり、こんな目に遭うの」
「あいつのせいで、何もかもメチャクチャ」
「どうせ誰もわかってくれない」
「結局、みんな裏切るんでしょ」
「私はいつも仲間はずれにされてしまう」
↑
こんな思いが日常的に出てくるようであれば、まずは
「これって、自己憐憫ってやつじゃないのかな?」
と思ってみてください。
そうすると、自己憐憫に酔いしれる自分を正当化するような気持ちが出てくるだろうと思いますが、構いません。
それでも
「これって、自己憐憫かな?」
と思ってみてください。
これが最初の一歩です。
抜け出すまでの道のりは長いですが、まずは、そこから始めてみましょう。
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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