相手の心をつかむ方法2 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

藍原 節文
株式会社ファースト・シンボリー 代表取締役
経営コンサルタント

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対象:経営コンサルティング

寺崎 芳紀
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閲覧数順 2024年04月15日更新

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相手の心をつかむ方法2

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経営雑学〜私の独り言〜
「相手の心をつかむ方法」の2回目。本日は、函館で経験したことを
もとに具体的な事例を含めて紹介して行きます。

復習の意味で、「相手の心をつかむ方法」のポイント

■お金は相手に払わせる前に、こちらで先に払う

■ビジネス展開していく上でのコスト投下で、無駄なコスト投下はない

■懇親を深める意味での「飲み会」は非常に重要である

■「ここまでしてもらえるのか」と思わせるくらいの気分を相手に味あわせる

■ビジネスの話のときは集中してビジネスの話をし、ハメをはずすときは
 しっかりとハメをはずす。

■相手の利益を最優先に考えた言動をとる



今日は、
■お金は相手に払わせる前に、こちらで先に払う
■ビジネス展開していく上でのコスト投下で、無駄なコスト投下はない
について。


函館に来た際に、この函館の社長、絶対にこちらにお金を払わせてくれ
ません。お金を払おうとすると、「函館は俺の街だから絶対に払わせ
ない」と。こういう場面、他の社長様にも同じようなことをされた経験が
あります。ここで払ったら領空侵犯。
この心理、非常に興味深いです。
お金を相手に払わせない。逆に自分で全て支払ってしまう。

ビジネスの場面では良くあることですが、おごった、おごらないの低
次元の話ではなく、そこには、経営をしている人たちの心の動きが
大きく見て取れます。


単純に相手に払わせないのではなく、自分が払うことで、実は話が有利に
進むことが多いのです。また、こういう毎日を送っていると、いざという
ときに助けてくれる人が多い。そして、敵を作らない。


お金の使い方も千差万別ですが、ビジネス展開をしていく上で、一見、
無駄に見えるコスト投資も、実は長い将来を見た場合、非常に有効に
作用することが多々あります。


私も出来る限り、自分から先に出すように心がけ、気持ちよく相手と
商談に入るようにしています。


無駄と思わずに将来への投資と考えて、コスト投下をしてみてください。