こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。
昨日、少し遅めのお昼ご飯を食べながらテレビを観ていました。
ある情報番組で「痩せすぎ女子」について取り上げていました。
20代の日本人女性が一日に摂取するカロリーは、戦後を下回っているとのこと。
インタビューされていた女の子たちは、ろくに食事を摂っていないようでした。
その理由は
「周りの子が痩せているから」
「服を格好よく着られるから」
という自分の容姿を気にするような回答でした。
年頃の女の子ですから、他者からどう見られるかというのはとても重要なことなんですよね。
でも、もしも「食べない」ということに他の理由があるとしたら?
大人の女性になることに怖れをいだいていると、自分の身体が丸みを帯びてくることに嫌悪感を抱きます。
私たちにとって「大人の女性」のモデルとなるのは、お母さんです。
「お母さんみたいになりたくない」
「大人になるって、大変だ」
「妻というのは、不幸になるということだ」
と、大人の女性の象徴的存在であるお母さんに対する思いから、大人になること(身体が成熟すること)を怖れ、食べるものを拒んでしまうことがあるんです。
私たちは赤ちゃんの頃、授乳(=食事)を通してお腹を満たし、お母さんからの愛情をたっぷりと受け取りました。
そんなことから、食べ物は、私たちにとって愛の象徴であるという見方ができるかと思います。
ところがお母さんからの愛情が足りないと感じると、人は大人になってからそれを食べるもので埋めようとすることがあるんです。
つまり過食の問題を抱えている人は、お母さんからの愛を欲しがっている、親から愛されることに関して虚しさを感じているといえるかもしれません。
食べることに関して問題を抱えてしまう人は、お母さんとの間に何かしら満たされない気もちがあることが多いです。
(もちろん、完璧に満たされている人なんていないですけどね)
私も食べることに関して、ごくごく普通に出来ない時期がありました。
もしあのとき、母親との問題だとわかっていたら、食べられなかったり、食べるものに謝りながら貪り食べるしか出来なかった自分をあんなに責めなくても済んだかもしれないなぁと思います。
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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