こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。
「どう考えてもあなたが謝るところでしょ?」
っていう場面で、頑として謝らない。
それどころか、支離滅裂な言い訳を並べ立てて
「お前が悪い!!」
と逆ギレする。
↑
女性からのお悩みで、よくお聴きする困ったダンナさん(^。^;)
一方男性からお寄せいただくお悩みにあるのが
「妻がすぐに泣き出して、話し合いにならないんです」
「何だかよくわからないけれど、泣かれてしまうので、結局僕が折れることになってしまうんです」
というケース。
絶対に謝らない男性と、すぐに泣きだす女性。
実は、この二つのケースには「罪悪感」という共通点があるんです。
いきなり「お前が悪い!」って怒鳴り散らされると、その勢いに飲まれて、何だか自分が悪いような気がしてきませんか?
相手が突然泣き出したら、自分が泣かせてしまったような気がして、よくわからないけれど申し訳ないような感じがしてきませんか?
謝らずに逆ギレするのも、泣き出してしまうのも、相手に罪悪感を植え付けるためのアクションです。
どうしてそんなことをするのかというと、実はその人自身が罪悪感まみれだからなんです。
もし自分の落ち度だと認めてしまえば、自分の評価を更に下げてしまうということを人は成長過程で学んでいきます。
だから、許してもらいたい気持ちがあっても、素直に謝れないんです。
罪悪感が強い人ほど、謝れません。
だって「どうせ謝ったところで、こんな悪い私が許されるはずがない」って信じてしまっていますから。
許されないと思う分だけ、どうにか罪を逃れようとして、ある人はメチャクチャな言い分で相手に罪をなすりつけ、またある人は先に泣き出してしまうことで相手の罪悪感を刺激します。
悪者にされてしまった側は、釈然としないながらも、謝ってしまうことが多いです。
でも、罪悪感まみれの人が本当に望んでいることは、相手に謝ってもらうことじゃありません。
「こんな悪い自分」を許して受け入れて欲しいだけなんです。
逆ギレされたり、泣かれたりすると、機嫌を損ねないようにすることにエネルギーを使ってしまいがちですが、ビクビクしながら顔色をうかがうことはありませんよ。
相手はただ、許して欲しいのに許されるわけがないと思っているだけなのですから。
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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