- 石川 雅章
- 株式会社エスクリエイト 代表取締役
- 広告プランナー
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
「紙」は簡単なようで複雑であり、経験と知識が要する分野となります。
紙を理解していく上では、紙の性質と大きさがポイントとなります。
まずは、用紙サイズの基本知識についてご案内いたします。
仕上がりサイズ、A4ですとかB5という規格サイズは皆さんご存知でしょう。
コピーやプリンターで使用される身近なサイズ(A3〜B5)はイメージがわくと思いますが、それ以上、または小さなサイズはなんとなくでしか、わからないのではないでしょうか?
サイズの関係は下記の通りとなります
B0>A0>B1>A1>B2>A2>B3>A3>B4>A4>B5>A5>B6>A6>B7>A7
これを覚えておけば、印刷物を検討する際、どのくらいのサイズのポスターやパンフレットを作ればいいのかイメージがわいてきます。
しかし、実際のサイズがわからないのでスケール感が出てきませんよね。
そこで、規格サイズを算出するには、A4とB5サイズを覚えておくと便利です。
A4 210×297mm
B5 182×257mm
これを覚えておくと、間単にサイズを算出できます。
例えば、A3の場合、A4の短い辺を倍にしてください。
A3 (210×2)×297mm → 420×297mm となります。
同じようにA2サイズを知りたい場合はA3サイズの短い辺を倍にします。
A2 (297×2)×420mm → 594×420mm となるわけです。
反対に、小さいサイズを算出する場合は・・・・
B5を基準にして考えてみましょう。
B6の場合はB5の長い辺を半分に割ってみてください
B6 182×(257÷2)mm → 182×128mm となります。
このように、紙のサイズをしっかりと理解すれば、広告や冊子を作成する上で、判断基準が明確になります。もちろん、用紙サイズの仕上がり寸法表を見れば、問題のないことですが、基本的なことを理解しておけば、打ち合わせの際、暗算でサイズを割り出すことも可能です。
今日は、用紙サイズの大きさについて考えてみました。
A4とB5のサイズ、暗記しておくと便利ですよ!!