少食 その3 - 心と体の不調全般 - 専門家プロファイル

荒木 健治
自然治癒力研究所 代表
愛知県
心理カウンセラー

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対象:心と体の不調

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前回続きの新潟大学大学院教授安保徹氏による話で2回目です。

◇無駄なものから食べてエネルギーに変える

 先日、認知症の研究会に行ってきました。
記憶を司る部位の「海馬」についての研究報告があったのですが、アミロイドたんぱくが脳にたまると、グリア細胞(脳のマクロファージはグリア細胞)が集まってきて、そのたんぱくをなんとか食べようとします。
 しかし、食べきれずに脳に沈着すると、認知症につながるわけです。
いわゆる、アルツハイマー型の認知症です。
そうやって、食べきれずにアミロイドたんぱくが沈着してしまった認知症の人たちというのは、考える能力が低下しているにもかかわらず、食べる能力だけは残っています。
晩ごはんを食べたのに、30分後には「晩ごはん、まだ?」と催促する。
そして、食べるとアミロイドたんぱくを処理しきれない・・・そんな悪循環に陥るのです。
逆に、飢餓状態になったときはどうなるかというと、例えば、漂流して食べるものがない場合など、マクロファージは自分の体の構成成分を食べて栄養に変えるのです。
 漂流して10日とか20日とか食べられなかった人は、筋肉や骨が細くなったりする。
ところが、そのステップで何が起こるかというと、栄養が枯渇した際に最初に食べるのは、まず老廃物を食べて、ポリープを食べて、シミを食べて、ガン細胞を食べる・・・。
そういう無駄なものから食べて処理し、エネルギーに変えるわけです。
そうして、マクロファージの働きで、ポリープが消える、ガンが治る、ということが起こるわけです。
 しかし、そういう無駄なものを処理してもなおかつ飢餓状態が続くと、今度は筋肉を食べたり、骨を食べたりします。
骨を食べるので有名なのが、破骨細胞ですが、破骨細胞はマクロファージが多核になった細胞です。
マクロファージはまさに食べる力です。
 このように、私たちの体では、進化したリンパ球の顆粒球までいかないレベルの、もっと原始的な防御とか、栄養処理とか、老廃物の処理は、白血球の基本であるマクロファージがやっているということがわかるでしょう。





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