
- 黒木 昭洋
- コーチ
- BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ
対象:コーチング
人から注意を受けたり、指摘を受けたりするのは苦手ではないですか?
私もそうで、できれば注意や指摘といった「耳の痛い話」は避けて通りたいところです。
ただその「耳の痛い話」にこそ、自分にとっての成長の種であったり、今後の成功のためのヒントが隠れていたりするものです。
では、その「耳の痛い話」に、どうすれば正面から向かい合えるでしょうか?
本日はそのことについて、私の考えを述べてみたいと思います。
指摘内容と人を別で考える
いきなり答えを言ってしまいましたが、これはどういうことか、一緒に考えてみましょう。
例えば、上司から「何故売上が上がらないんだ」という指摘を受けたと想像してみてください。
その上司はどんな表情、口調、言葉づかい、で指摘してきますか?
そしてそのあと上司が「売り上げを上げるためにはこうしなさい」と指示をしてきました。
どんな表情、口調、言葉づかいでしょうか?
おそらく厳しい言葉づかいや表情、口調ではないでしょうか?
もしくは「何度言ったらできるんだ」というあきらめの態度でしょうか?
いずれにしてもあまりポジティブな印象は受けないのではないでしょうか?
ではその指摘内容(この場合は「指示」)はどうでしょうか?
・売上を上げるためには、もっとたくさんのお客様に回ったほうがいい
・そのためには日々の行動管理をきちんとして、無駄のない行動をしなさい
・○○という本を読むと、今のあなたの状況を打開するヒントがあるかもしれない
など、具体的な行動を変化させるための指示であることが多くないですか?
何が言いたいかというと、人間はネガティブな態度や表情に「リアクション」してしまい、せっかくの良いアドバイスや指示を「拒否してしまう」可能性が非常に高い生物であると思います。
私も自分自身の思考や行動を振り返るとそのように思います。
変なプライドが邪魔をして、素直に聞けず「リアクション」してしまい、受け入れられない、そんなことが何度もありました。
そういった行動を反省し、これからは「指摘内容と人を分けて考える」これを訓練しなければいけないと思いました。
ではどうすれば、そうなれるでしょうか?
これは人それぞれだともいますが、
・リアクションをする前に深呼吸をする
・相手の指摘を心の中で復唱してみる
・相手の指摘を文字に書き起こしてみる
といった、リアクションを和らげるようなことからチャレンジしてみようと思おいます。
そうすることで人から指摘内容を分けて考えることができるようになり、結果指摘を受けることも辛くなくなってくるのではないでしょうか?
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