- 黒木 昭洋
- コーチ
- BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ
対象:コーチング
突然ですが、「信用」と「信頼」の違いってわかりますか?
また仕事をされている方へ質問ですが、「仕事」の定義ってわかりますか?
先日ある勉強会に参加した時に質問されたことです。
今回はこの言葉の紹介をさせていただくと同時に、感じたことを書かせていただきます。
普段の自分のコミュニケーション、人への物事の伝え方の反省になりましたので紹介させてください。
言葉の「定義」を考える
先ほどの意味ですが、このようになるそうです。
・信用:未来に対して「信じること」
・信頼:過去の実績に対して「信じること」
つまりこうなります。
・これが初めてのお付き合いになるけど、君と君の会社を「信用」して仕事を発注するよ。
⇒ これから付き合うという「未来」を信じること
・今までの実績を「信頼」してお付き合いさせていただくよ。
⇒ 今までという「過去」を信じる根拠とすること
では「仕事」に関してはどうでしょうか?
・資産を投下し、成果を生み出すこと
となるそうです。
仕事を式で表すと、仕事=成果/資産になります。
ここでいう「資産」とは、仕事にかかわる時間や工数、コスト、人員です。
「成果」とは売上、利益などにあたると思います。
つまり「仕事」の成果を最大化するには「成果を上げる」か、投下「資産」を下げるになります。
いかがでしょうか?
皆さんの思う定義とは違うと思ったり、定義自体を深く考えてこなかったなどと感じませんでしたか?
ここでは、「言葉の定義の大切さ」について話をさせていただきたいと思います。
伝えるときに大切なことは?
普段皆さんは「周りの人に自分の意図することがきちんと伝わらない」という「コミュニケーションロス」を経験したことはありませんか?
私はそれを経験することがあります。
例えば、メンバーと話をするとき、上司と話をするとき、お客様と話をするとき…。
そんなときのことを振り返ると、その一因に「言葉の定義を考えずに物事を伝えてしまう」ということがあると思います。
例えば「仕事をきちんとやってください」と伝えた時に、先ほどの、
・仕事=成果/資産
これを前提で伝えないと、自分の意図することは伝わらないと思います。
特に「仕事」という人それぞれに認識が微妙に違いそうなことは特にです。
人によっては「成果を出すことだけ」が仕事だと考えている人もいれば、
「資産をたくさん使うこと」だけが仕事だと考えている人もいると思います。
そういった「認識の違い」があるという前提に立ち、「言葉の定義」まで含めて最初に伝えることが非常に重要だと思います。
周りの人になかなかうまく自分の意図することが伝わらないと感じている方、まずは自分のよく使う言葉を見直し、その言葉の定義は相手と同様の認識になっているか見直すことが大切です。
もしその「定義」が伝わっていないようであれば、その見直しときちんと伝えることが大切ではないでしょうか?
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