- 木村 和夫
- 有限会社 木村爽健 代表
- 東京都
- 鍼灸師
対象:体の不調・各部の痛み
- 奈良 修次
- (鍼灸師 臨床検査技師)
「勉強しなさい。」
子供の頃に、親から先生から言われたことがある人は多いと思います。
でも、やり方を教えてくれないのに、こうしなさいと言われても子供にしたら無理難題です。
集中するにはどうしたらいいか?
勉強をするにはどうしたらいいか?
その手順を具体的に教えてあげることが重要です。
集中するために重要なのは、目の使い方と姿勢です。
なるべく背筋を伸ばして座り、後頭部を少し意識します。
そのあと、ひたいの中央にある、第三の目を触ったりして、意識します。
そして、読む本に意識を持って行くと、集中しやすくなります。
後頭部の意識は、少し残したままのほうが、姿勢も良いし、集中もしやすいです。
勉強は、何がわからないか、ということを明確にする必要があります。
ロールプレイングゲームと同じで、最初の装備やどこに自分がいるかを明確にします。
数学なら、まず問題の意味とやりたいことがわかるか?
最初に何をしたらいいかわかるか?
問題を解くために、どんな武器、公式を持っているか?
そのあと、問題を解いて行く時に、一つ一つの手順がわかるか?
という全ての項目をチェックして、解決策を教えます。
ここまでやって、初めて
「集中しなさい。」
「勉強しなさい。」
と言う資格が手に入ると思います。
これは、うつ病などの病気でも同じで、
「不安にならなくていいですよ。」
というのは、患者にとってストレスになることもあります。
大抵の人は、不安になりたいなんて思ってないし、相手から不安になってると思われていること自体、自己嫌悪になる原因です。
頭でわかっていても、変えられない状態なのです。
そういう時は、気功で不安になっている原因、邪気を取ってあげることが手っ取り早いです。
状態が落ち着いてきたら、そのあと理屈で納得させるという行為ができます。
状態の原因を取ることなしに、言葉で誘導してもうまくいかないのは、こういった理由です。
あなたも気がつかずに、
「⚪︎⚪︎しなさい」
と言っていませんか?
ちゃんと手順を教えてから、
「⚪︎⚪︎しなさい」
と話していますか?
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このコラムの執筆専門家
- 木村 和夫
- (東京都 / 鍼灸師)
- 有限会社 木村爽健 代表
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