- 上前 拓也
- コーチングOffice友歩 エグゼクティブ・コーチ
- 北海道
- パーソナルコーチ
対象:コーチング
人は「出来ない理由」を見つけるのが得意です。
何かを試みようと思ってもなかなか一歩踏み出せず、
出来ない理由を見つけて、それを武器にやらない事を正当化します。
「準備は整った!」と言いつつも・・・
次に「が、しかし・・・」と、前に進めない理由を探してしまいます。
「が、しかし・・・」
この言葉が入る事によって、前半せっかく自分の強みを述べていても
言葉が挟まった後、弱みがぽんぽん出てきます。
「が、しかし・・・」 は、逆接の接続詞です。
では、ちょっと見方を変えて、前半に弱みを述べて、間に「が、しかし・・・」を
挟んでみてはどうでしょうか。
自分の弱みを探してみましょう。
「私はあまり自分から積極的に話すことが苦手だ」
こんな弱みを持っていたとします。
この後ろに、「が、しかし・・・」を付けてみましょう。
「私はあまり自分から積極的に話すことが苦手だ。が、しかし人の話をじっくり聴く事が出来る」
など、自分の強みを探す事が出来ます。
「僕は運動が苦手だ。が、しかし手先は器用だ。」
「私は体型があまり良くない。が、しかしそれをカバーする着こなし方は得意だ。」
「僕は営業が苦手だ。が、しかし事務処理は誰よりも早い。」
が、しかし・・・ の接続詞。
弱みと向き合っている時に使ってみましょう。
素敵な自分を発見出来るかもしれませんね。
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