「売上を伸ばし続ける店長」がしているPDCAのまわし方:その67 - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

松下 雅憲
株式会社PEOPLE&PLACE(ピープルアンドプレイス) 代表取締役
東京都
店長育成・販売促進ナビゲーター

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対象:人材育成

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「売上を伸ばし続ける店長」がしているPDCAのまわし方:その67

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第8章 番外編
⑦店長がいない店でのスタッフ中心のPDCAの進め方


「私が担当している店は、店長がいないので、私が管理を担当しています。普段の店の運営はアルバイトリーダーが仕切ってくれています。そう言う店でも、このPDCAはまわせるもんなのでしょうか?」

あるチェーン店でPDCA研修をしていたときのことです。エリアマネジャー(スーパーバイザー)が、私に質問を下さいました。

彼女が担当しているのは、東京都内のお持ち帰り弁当店10店です。そのうちの8店舗が店長を配置しておらず、アルバイトだけでまわしているというのです。確かに、世の中の店舗ビジネスにおいて、店長という立場をおけるほど売上げや利益を確保しづらい業種業態はありますよね。

店舗ビジネスというのは、セントラルキッチンや倉庫から商品を搬入して、それをそのまま販売すれば良いというシンプルな形態を実現している形態であってもひとりでもスタッフが存在するのならば、その管理や育成に大きな労力を必要とします。ましてや、店舗で最終加工をし、品質管理をし、接客販売をするような形態の店では、管理する人数も増え、教育やコミュニケーションそのものについてもさらに大きな苦労がそこには存在するのです。

もちろん、「店長不在店」と言っても、数多くの管理形態があります。
例えば、マクドナルドのサテライト店舗(小型店)の仕組みでは、母店となる大型店の店長が、サテライト店の店長を兼任し、サテライト店のパート・アルバイトの店舗責任者の管理や教育を行います。マクドナルドの場合は、店舗管理が出来る「スイングマネジャー」と言われるスタッフリーダーが存在しないで店舗を運営することは、1時間でも許されていないので、この点の教育や管理の体制はかなりシビアな物があるのです。

しかし、世の中の「店長不在店」の多くは、マクドナルドほどシビアな基準では運営管理はされていないのです。夜中にアルバイトひとりで店舗運営をさせているようなチェーン店もあるくらいです。店舗営業とスタッフ管理のバランスをとるのは非常に難しいのです。
私がお薦めするショップPDCAは、スタッフが、迷わず目標に向かって邁進できる環境やそう言うスタッフの中からリーダーを掘り起こして育てていく下地作りには、大いに役立つ仕組みです。

「店長不在店でもPDCAは導入できるのか?」

冒頭のエリアマネジャーからの質問に答える形で言うと、
「ショップPDCAを、導入し、店長同様に、自分達の店が目指すことを自覚共有し、それの達成に向かって、自分達アルバイトがそれぞれ行っていく行動を明確にすることで、彼らに主体性が生まれ、その成長が加速される。」

つまり、「店長不在店」こそ、このショップPDCAを導入すれば、エリアマネジャーのサポート元、各店が「今一番優先すべきこと」を実行していけるようになると言うことなのです。
もちろん、店長がいないのですから、「会社の理念」「この店が存在する意義」「この店を通じて実現する企業の目的」などは、普段から教えられるわけではありません。パート・アルバイトだけのPDCAでは、このような理念教育を真っ先に行う必要があるのです。そこを徹底することで「考えるパート・アルバイト」を育てていく下地作りとするのです。

ただ、「アルバイトは何も考えなくてもいいから、本社の言うとおりに商品を販売してくれれば良い」と、経営者が考えているのならば、ショップPDCAは導入するべきではありません。ショップPDCAを導入すると、アルバイトが主体的に行動し始めるので「想い通りにコントロールしたい」と考えている場合は、止めた方が良いでしょう。

今日の話をまとめます。
ショップPDCAは「店長不在店」でも、導入が可能です。もちろん研修だけを行って、あとは放置してもOKと言うようなやり方ではうまく行きません。「理念」「意義」「目的」をしっかりと教育し、その上で隣の店の店長や、エリアマネジャーが、SNSや電話を使いながらリアルタイムでフォローすることが必要です。しかし、そう言う苦労が多少あったとしても、ショップPDCAを廻すことにより「考えて行動するパート・アルバイト」を育てることが出来れば、ただ作業だけさせるような指導をしていちいち指示が必要な状態の店作りをするよりは、100分の1くらい楽になります。それは、彼らパート・アルバイトが「自分達で考えて判断できるようになる」からです。

「ショップPDCA」は、「売上げを伸ばし続けるための人材育成システム」です。ぜひ、あなたが担当している「店長不在店」に、このショップPDCAを導入してみませんか!きっと面白いことが起きますよ!

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