こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。
これまで何度か男性にとって仕事が意味するものについて書いてきました。
ちょっと書き出してみますね。
・男性は、仕事で結果を出すことで自分の価値を確かめる。
・男性は、仕事で認められることで自尊心を保つ。
・男性は自分の稼ぎで家族を養い、そのことを感謝されることで自分を誇らしく思う。
どうやら男性にとって、仕事と自分の価値は密接な繋がりがあるようです。
(人からどう扱われるかによって自分の価値を計ることが多い女性とは、異なる部分ですよね)
でも、男性と仕事のことについて取り上げると
「ウチの夫は記事とは違って、私にパートに出ろと言います」
というお声をいただくことがあります。
今回は、それがなぜなのかについて書いていきます。
ケース1:夫が育った家庭環境。
夫の家が商売をやっていたり、親が共働きだったりすると、そこで育った夫にとって「夫婦共働き」は当たり前になってしまうことがあります。
子どもにとって親がしていることって、当たり前で、普通で、常識的で、正しいことなんですよね。
だから自分の妻も働くものだと思っているし、働かないのはおかしいと思ってしまうんです。
また、自分の母親が仕事と家事をきちんと両立しているような女性ですと、妻に対する目が厳しくなってしまうこともあります。
自分の母親が当たり前のようにやっていたことは、他の女性も簡単に出来ると思ってしまうので、子育てに忙しく家事にまで手が回らないときなどは
「怠けている!」
と言われてしまうことがあります。(母親と妻を比較してるんですね)
ケース2:夫の自信のなさ。
自信がない人というのは誰かの価値を下げることによって、自分の価値をあげようとすることがあります。
夫がそういうタイプの人ですと、妻を貶めて、自分を持ち上げてもらおうとします。
どんなに一生懸命働いても、パート収入は夫の給与よりも低いことが多いでしょうから、自信が持てるんですね。
もしこのケースですと、夫は自分の収入を妻の収入と比較して
「もっと働けよ!」
なんて意地悪を言うことが多いです。
余談ですが、この手の男性と結婚するのは、才能も魅力も十分なのに自覚していない女性が多いようです。
(だから夫は妻の価値を下げる必要があるんですね。プライドが傷ついてしまいますから)
ケース3:仕事で自尊心を保ちたいけど、生活の水準を下げたくない。
結婚すれば、自分が自由にできるお金は少なくなってしまいます。
それが嫌だという夫は、妻に働くことを勧めます。
でも、それはパートじゃなくちゃダメなんです。
「収入にしろ、役職にしろ、俺の自尊心を傷つけない程度に頑張って働いてくれ」
ってことなんです。
もちろん、妻が社会で活躍することを応援してくれる夫もいます。
働くことを勧められたからと言って、いたずらに怖がることはありませんよ(^^♪
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
このコラムに類似したコラム
【お悩み相談】仕事でミスした夫にどう接したらいいのかわからない 中西 由里 - 夫婦問題カウンセラー(2014/04/03 00:57)
奥さん。買い物で、それをやるとケンカになるぞ~!! 中西 由里 - 夫婦問題カウンセラー(2014/03/31 23:44)
夫婦仲を悪化させる妻のプチ起業 中西 由里 - 夫婦問題カウンセラー(2014/02/27 20:00)
夫の「別に・・・」が怖い 中西 由里 - 夫婦問題カウンセラー(2014/01/27 20:00)
「夫が帰ってこないんです(>_<)」を未然に防ぐためにオススメしたいこと 中西 由里 - 夫婦問題カウンセラー(2014/01/08 20:00)