「役に立とうなんてしなくていい。
君の助けなんかいらないよ」
~映画「カーズ2」より引用~
こんにちは(^^♪
見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。
週末、ホームセンターで色々と買い込みました。
ええ。そうです。
増税前の駆け込み購入ってヤツ。
そのときに見かけたご夫婦の話なんですけどね。
奥さんが何か探していたんです。
で、ダンナさんも一生懸命探してました。
でも、お目当ての商品が見当たらないようで、奥さんが店員さんに聞きに行ったんです。
「聞いた方が早いよ」
って、まだ売り場を探しているダンナさんを残して・・・
ダンナさん「はぁぁぁ~」って溜め息ついてました。
奥さん、なんてことをしてしまったんでしょう。
もちろん、悪気はないのはわかりますよ?
それに、店員さんに聞く方が早いっていうのも正論。
だけど、ダンナさんのプライドはズタズタです。
奥さんの役に立ちたくて一生懸命探しているダンナさんに
「聞いた方が早いよ」
って店員さんを頼るのは
「アンタにゃ任せておけないわ」
って言っているようなもの。
自分の能力を否定され、あてにもされず、妻が他の人を頼る。
こんな屈辱、ないですよね。
役に立つことで、感謝され、自分を誇らしく思いたい男性の気もちをまるで無視しています。
ダンナさんへの遠慮から何でも自分でやってしまう女性もいますが、これもダンナさんの自信を失わせています。
妻が何でもかんでも自分でやってしまっては、自分の出番はありません。
必要とされていないようで、とても惨めなんです。
それはまるで
「役に立とうなんてしなくていい。君の助けなんかいらないよ」
って言われているような辛さです。
今日ご紹介した映画「カーズ2」は、夫や彼氏さんのニーズを知るのに役立つ作品です。
子ども向けだなんて侮らずに、観てみてくださいね(^^♪
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
このコラムに類似したコラム
共働きを強要する夫 中西 由里 - 夫婦問題カウンセラー(2014/08/23 23:12)
【お悩み相談】私は風邪もひけないのでしょうか 中西 由里 - 夫婦問題カウンセラー(2014/02/19 20:00)
夫の「別に・・・」が怖い 中西 由里 - 夫婦問題カウンセラー(2014/01/27 20:00)
「夫を変えようとしてはいけない」という助言の、もうひとつの理由 中西 由里 - 夫婦問題カウンセラー(2013/12/14 20:00)
スピリチュアル風味 ― 働く意味を考える 本多 由紀子 - ホリスティックケア セラピスト(2019/09/08 23:14)