- 吉武 利恵
- リリア株式会社 代表取締役
- 東京都
- 人の印象の専門家
イメージ・コンサルティングに洋装・和装の着物、礼法など、日本文化に関する内容を盛り込んで参ります。
日本人に合わせたセルフ・ブランディング術をご紹介します。
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日本人のためのハッピー☆イメージ・マネジメント! Vol.55
今回のテーマ「 招く側の座布団の注意点 」
日本文化・着物礼法研究家 吉武利恵
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日本人だからこそ、最低限の和室の振舞いは身に付けたいものです。
和室に通された際に必要になる座布団の注意点をご紹介してまいります。
座布団には幾つかのルールがあります。
お客様を招く側と招かれる側のポイントがあります。
今回は、お客様を招く側の家主として知っておきたいポイントです。
◆お客様を招く側の座布団のポイント
1. 座布団の位置
お客様に座ってもらいたい良い場所に、座布団をセットしましょう。
良い場所とは、「上座」や「眺めの良い場所」など、心遣いを伝えられる場所のことです。
「眺めが良い場所」が、もし下座の場合は、
「客なのに、下座に座らせて!」と、誤解される場合も考えられます。
誤解を防ぐためにも、
「眺めが良いので、こちらにお座りください」と、お客様に先に伝えましょう。
2. 座布団の前後と表裏
座布団には前後があります。
座布団は長方形の布を縫い合わせて作ります。
縫い目がなく、輪になっているのが前です。
座布団カバーの場合は、チャックの部分が後ろになります。
そして、高価な座布団には表裏があります。
縫い目が被さっている方が表です。
洋室の応接セットと違い、和室の座布団は、
家主の心遣いで、さまざまなレイアウトが可能になりますよね。
次回は、客として招かれる側のポイントをご紹介します。
・和室であなたらしいおもてなしをするなら、どんな工夫ができますか?
このコラムの執筆専門家
- 吉武 利恵
- (東京都 / 人の印象の専門家)
- リリア株式会社 代表取締役
人と人のコミュニケーションに欠かせない印象マネジメント
イメージコンサルティング、コーチング、カウンセリング、の技術を習得後、自身のブランディングの効果を元に、人の印象の専門家として、人のポテンシャルを最大化させる「印象マネジメント」を体系化し、企業向け、個人向けサービスとして現在展開中。
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