第4章 DO:継続するための仕組みを作ろう・・・・継続は「仕組み」が無いと出来無いことを理解しよう
⑥店長は毎日スタッフと「行動目標」について会話をしよう・・・・SNSだけに頼らず直接の会話を増やそう
「Fさん、おはよう!今日も元気だね。笑顔もバッチリです!さて、今日のFさんの行動目標はなにかな?」
DO研修を終えて店に戻ったN店長は、さっそく、M部長から、アドバイスされた「スタッフと『行動目標』について、毎日会話をする」を実践し始めました。
M部長が言った言葉こんな内容でした。
「みなさん。戦術が決まり、スタッフが『行動計画書』を実行し始めたら、必ず、1日3回以上、毎日毎日、彼らの『行動目標』について会話をして下さい。会話の内容は、①今日の目標を聴く。 ②進捗具合を聴いて『良くがんばっているね』と承認する。③仕事上がりの際にも確認をして『良くがんばったね。さすが!すばらしい!』とほめる。の3つです。毎日やって下さい。必ずですよ。」
N店長は、その言葉の通りに会話を実践し始めたのです。
行動計画をスタートしたら、それを継続させるために上司がする大切なことがあります。
1)店長が「行動目標」に関心がある
2)店長は「スタッフ」に関心がある
3)店長は「スタッフのがんばりがお客様に伝わったかどうか」に関心がある
この3つは、スタッフが「行動目標」を「やる気を持って」継続する為に絶対に必要なことです。いくら素晴らしい戦術の実行を決めても、店長が、行動目標やスタッフに継続して強い関心を持たなければ、あっという間にスタッフは「行動」を止めてしまいます。
戦術の「行動目標」が三日坊主で終わってしまう原因は、ほぼ100%店長の「関心の無さ」なのです。
「行動目標」についての会話をしなくなったら、それは「関心が無い」と同じこと
中には「ずっと関心は持っています。だってそれをしないと目標達成しないんですよ。忘れるわけがありません。」と言う店長もいます。そうですよね。きっとあなたも忘れていないと思います。だって、大事な目標なんですからね。
でも、それはあくまでもあなたの気持ちの中でのこと。スタッフがあなたの行動をどう解釈するのかは、スタッフが自分の気持ちで決めるのです。
スタッフが、「店長は、もう『行動目標』には関心は無い」と判断したら、もう、誰もそれはしなくなります。これは、いくらスタッフが、この戦略や戦術に共感し納得していてもダメなのです。「店長は目標に関心が無い」と、スタッフが感じてしまったら、せっかくの共感も簡単に消えてしまうのです。それくらい店長の存在は大きいのです。
店長がこの3つに関心を寄せ続けると、スタッフは、必ず「行動目標」をし続けてくれます。
では、店長自身がこのことを「継続」するにはどう知れば良いのでしょうか?上司がいつも、3つの言葉をかけてくれるとは限りません。店長は、自分で「継続」の仕組みを作って、「継続」し続けなくてはならないのです。
でも、1年中モチベーションが最高に高い状態で仕事は出来ないかも知れませんよね。なので、そんなことは「あらかじめ想定」して先に手を打っておくことが大切なのです。
それは、1年分のスタッフの行動計画確認作業について、あらかじめスケジュール帳に書いておくのです。
1ヶ月分ではありません。1年分書いておくのです。
毎日見るスケジュール帳であれば、それは毎日、嫌でも目にすることになります。
スマホのリマインダー機能に書き込んでおいても良いですよね。
手帳やスマホもあなたの分身、あなたのアシスタントなのです。どんどん活用ちゃいましょう。
では、続きはまた明日。
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