こんにちは(^^♪
見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。
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【お悩み】
夫婦の状態はあまり良くありません。
夫の言葉に一貫性がなく、私も将来のこと、身の振り方に悩みます。
具体的に言うと
「お前とはもう無理だから別れる」
と言っていたのに
「子どもが欲しい」
と言い出すのです。
一体どうしたいのか、夫の考えがわかりません。
別れると言われれば、私も反省して
「悪いところは直すから、言って」
と言い、自分なりに努力していると思います。
子どもが欲しいと言われれば、私との将来をちゃんと考えてくれているんだと嬉しくなって、そういう気分じゃなかったとしても応じるようにしています。
【お答えします】
ご夫婦の仲が思わしくないのですね。
そんな状態の中で「別れる」「子どもが欲しい」と正反対とも思える言葉を言われると、混乱してしまいますよね。
気もちは揺れ動くものですから、別れると思ったのに、やっぱり別れないと思うのは、ごくごく普通のことです。
ですが、敢えてどんなことが考えられるのかを3つお伝えしていきたいと思います。
【ホルモンのしわざ】
他者との争いなどで、不安になったり追い詰められたりすると、テストステロンという男性ホルモンが分泌されます。
このテストステロンの影響で性衝動がかき立てられることがあるんです。
そのため、夫婦の間に不穏な空気が流れていても、「性行為=子作り」と思っている人は
「子どもが欲しい」
と言ってしまうことがあるのです。
【楽観的だから】
多くの男性は、リスクを怖れず、楽観的です。
実はこれもテストステロンの影響だと言われています。
妻に対して不満を抱いていても、楽観的ゆえに
「きっと母親になれば、しっかりやってくれるようになるだろう」
と期待してしまうことがあるのです。
そのために
「子どもが欲しい」
と言ってしまうことが考えられます。
【操作している】
「別れる」と「子どもが欲しい」という言葉には、ある共通の目的があるんです。
その目的は、居心地を良くするためというもの。
「別れる」と言えば、妻は夫の顔色を伺い、気を遣うようになります。
「子どもが欲しい」と言えば、妻は愛されていると感じて嬉しくなって、優しく振舞うようになります。
一貫性がないようでいて、「居心地の良さ」を追求するという点においては、実は全くブレがないんですね。
ご主人がどのケースに当てはまるかはわかりません。
相談者さまは、ご主人の言葉に振り回されているようですので、もしかすると三番目が近いのかもしれませんね。
でも、どれに当てはまるかを知ることは、問題の解決に直結するものではありません。
相談者さまのお気持ちを整理するために、ここまで書いてきましたが、一番大切なのは、相談者さまがどうしたいかです。
ご主人がどうであれ、相談者さまは、どうしたいですか?
まず、そこを見つめていくことで
「夫の言葉に一貫性がなく、私も将来のこと、身の振り方に悩みます。」
という、答えが出ない悩みから一歩抜け出しやすくなります。
もし混乱していて、ご自分のお気持ちがわかりにくいようでしたら、よかったらカウンセリングをご利用になってみてくださいね(^^♪
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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