
- 大石 泉
- イッツアFPオフィス
- ファイナンシャルプランナー
対象:住宅資金・住宅ローン
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
年齢が高まると、頭金も貯まり、年収も増え、資金プランには余裕ができそうな気がします。ところが、子どもさんのいるご家庭では、教育費の上昇が家計を圧迫する頃。年収が増えればよいですが、そうでなければ家計は大変です。
さらに、返済期間も懸念材料のひとつ。お勤めの方であれば、「定年まで完済」がひとつの目安ですが、40歳で購入すれば返済期間は20年です。借入額が同じなら、返済期間が長いほど毎月返済額は少なく、返済期間が短いほど毎月返済額が高くなるのが住宅ローンの仕組みです。
3,000万円の借入れ(固定金利3%)ならば、35年返済で115,455円。ところが20年返済だと166,379円にもなり、その差はなんと50,924円!
教育費などとのバランスや家計負担の軽減を重視するなら、細く長く組むのも賢い選択。ポイントは家計の把握です。収入がなかなか増えない中でのマイホーム購入。私たちにできるのは支出の見直しです。
この際、徹底的に支出を見直し、住宅ローンに充当するお金を捻出して、少しでも余裕ある住宅ローン返済をプランニングして下さい。
■住宅ローン返済プラン関連コラム
どうする!?アラウンド40の返済プラン