こんにちは(^^♪
見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。
「男女の出会いの目的は、生殖である」
と以前お伝えしたことがあります。
男性にとって生殖は性行為そのものを意味します。
いかに多くの遺伝子を残すかということが使命ですので、心底惚れ込んだただ一人の女性以外の女性とも生殖可能です。
(だから男性の方が浮気することが多いのですね)
女性にとっての生殖は、妊娠、出産、授乳など何年にもわたる上、ときに生命の危険も伴いますので、どうでもいい相手との交配は余りにリスクが高いです。
そのため女性は、交配相手を厳選します。
夫の浮気が発覚すると、多くの妻は修復を望みます。
夫というのは、妻にとって数多の男性の中から厳選した特別な相手です。
そんな特別な相手から見捨てられてしまうのは怖いですよね。
だからボロボロに傷つきながらも、修復のために一生懸命になれるんです。
また私たちは、他の女性の存在が原因で自分たちの関係が破綻しそうになると、嫉妬心や独占欲が駆り立てられるようにプログラミングされています。
この嫉妬心は、ただ苦しいだけのものではありません。
実は、嫉妬心を抱いたことがキッカケとなって、信用できない相手に忠誠と愛情を誓うという働きがあると考えられているんです。
夫の浮気で、夫婦の絆が強まるケースが多いのは、そのためなのかもしれません。
一方、妻が浮気をすると、多くの男性は離婚をしたがります。
最初に書いたとおり、女性にとって生殖は、何年にもわたる一大事業です。
自分の妻が、よその男の遺伝子を残すために、膨大な時間とエネルギーを費やすかもしれないなんて、我慢ならないでしょう?
だって男性は、自分の遺伝子を多く残すのが使命なのですから。
それで男性は妻の浮気が発覚すると離婚したがるんですね。
パートナーの浮気で、女性は自分が見捨てられることを怖れ、男性は自分の遺伝子を残すチャンスが減ることを怖れます。
だから女性は夫との修復を望み、男性は別のチャンスを求めて離婚を望むのですね。
(もちろん本人は、そんな心のカラクリや自分に課せられた使命なんて意識していません)
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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