
- 松原 好克
- 日刊美容液新聞 編集長
- 岐阜県
- スキンケアカウンセラー/美容液研究家
対象:イメージコンサルティング
今日もお付き合いください。
ニキビや毛穴の黒ずみ(角栓)を意識するあまり、洗顔でゴシゴシ擦り洗いをする、あるいは1日何回も洗顔をする人がおられます。
まず、顔の脂(皮脂)は、過度な洗顔で、より分泌が盛んになるため逆効果です。
また、擦るという行為に対して、若いうちはその負担に耐えられますが、歳を重ねるにつれて悪影響を及ぼします。
肌が元々持っている保湿成分(セラミドやNMF)が一緒に洗い流されてしまい、水分が減少します。
角質は乾燥から守る働きがあるので、水分が減ってくると、肌を守ろうとして余計に角質が厚くなってきます。
そして、序々に角質が厚くなると、毛穴の出口が角質でふさがれ、詰まりやすくなるというわけ。

洗顔料による洗顔は朝晩2回が基本で、それ以上は悪影響のほうが大きくなると思ってください。
洗顔後は、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が配合された美容液で保湿をすると、肌が柔らかくなり、毛穴が詰まりにくくなります。
皮脂が気になる人は、昼間は「あぶら取り紙」の活用がベスト。
以下にポイントをまとめてみました。
- 1.皮脂が浮き始めたら、早めに取り除くこと。
- 2.額・鼻・鼻横頬の皮脂は、特に意識して取る
- 3.擦るのではなく、押さえるほうがよく取れる。
- 4.一度使った紙は再使用せず、常に新しい紙を使うこと。
- 5.ティッシュで取るよりも、断然肌に優しい。
- 6.洗顔のように、全ての皮脂が取り除かれることはなく、肌を守る必要な部分は残るため、昼間の皮脂対策にはベストである。
- 7.「金箔打紙製法」と呼ばれる加工製法で作られたあぶら取り紙が、非常に密度が高く吸着力に定評がある。
美しく歳を重ねたいと思われる人は、是非今後もこのコラムをご覧ください。
このコラムに類似したコラム
「コラムlatte」に最新執筆記事【毛穴の黒ずみ(角栓)ケア】が掲載されました。 松原 好克 - スキンケアカウンセラー/美容液研究家(2014/07/25 12:00)
毛穴の黒ずみ(角栓)には酵素洗顔料とピーリング 松原 好克 - スキンケアカウンセラー/美容液研究家(2014/07/04 11:34)
毛穴の黒ずみの正体とは!? 松原 好克 - スキンケアカウンセラー/美容液研究家(2014/07/01 11:36)
鼻の毛穴が詰まり黒く酸化… YURIKA - 美肌アドバイザー(2018/04/14 17:19)
「コラムlatte」に最新執筆記事【毛穴にまつわるウソ・ホント】が掲載! 松原 好克 - スキンケアカウンセラー/美容液研究家(2014/10/26 12:00)