とってもおかしな「お金」の話 - 各種のヨガ・ピラティスレッスン - 専門家プロファイル

Style Reformer 小林俊夫
Style Reformer 『猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」』代表
東京都
ピラティスインストラクター

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閲覧数順 2024年04月25日更新

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とってもおかしな「お金」の話

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「旦那の収入」


「妻の収入」


「お小遣い」



 ビジネス雑誌などで、収入や家計簿に関する話などが


取り上げられることは多々ありますが


冒頭に書いた言葉には、いつも疑問を感じます



 例えば、「旦那の収入」と「妻の収入」


これは説明を分かりやすくするために


便宜上用いるのは分かりますが



 基本的に、結婚をして家庭を持っているのであれば


「世帯収入」しかないと思っています



 例えば、夫婦が二人とも働いていたとして


それぞれの金額が異なったとしても


それは、どちらかが稼いだ金額では無く


その総和が二人で稼いだ金額な訳ですし



 仮に奥様の方が収入が低かったとしても


その分、旦那よりも家事労働をしている場合が


圧倒的に多いと想います



 また、どちらが「主夫」や「主婦」だとして


どちらかが働きに出ていたとしても


それは、二人で稼いだ収入なのです



 よく


「俺が稼いだお金」とか


「私が稼いだお金」とか


言ってしまう人がいるけれど


個人的にこれは間違いだと想います



 夫婦であれば


正しくは「私達で稼いだお金」でしょう



 分かりやすく専業主婦(主夫)を例に書かせて頂きますが


仮に奥様が専業主婦だとしても


一生懸命、奥様が家事をしてくださるから


旦那は働きに出られる訳ですし


奥様は家で家事という休みが無く


なかなか評価をされにくい労働を


一生懸命してくださっている訳です



 一生懸命の度合いは、主婦でも、主夫でも


人によるかとは思いますが(笑)



 奥様の家事という労働と


旦那の仕事という労働の総和が


世帯収入だと想いますので



 奥様が仮に外で働いていなかったとしても


旦那からお小遣いを貰うのではありません



 それはお小遣いではなく


立派な家事という労働に対する


報酬として受け取るべきだと


個人的には想います



 これから、ワールドカップが始まりますが


オフェンスだけのチームはいませんし


ディフェンスだけのチームもいません



 共働きの場合


二人でオフェンスしながら


ディフェンスもする訳ですが


多くはオフェンスの量は同じでも


奥様の方が、ディフェンスをする割合が


多いのではないのでしょうか?



 また、上記の考えに基づけば


「旦那の収入が少ない」とか言っちゃう奥様も


完全にアウト~!!です



 それは「旦那の収入」が少ないのではなく


「私達の収入」が少ないのです



 そして、個人的に好きでは無い言葉が


「お小遣い」


子供じゃないんだからと思ってしまいます



 また、「お小遣い」という言葉を調べると


「小遣い銭の美化語」と出てきて


「小遣い銭」て何かというと


「生活費とは別にしたちょっとした買い物や娯楽など、日常の雑費に充てる金銭。」


となります



 ここに「自己投資」という概念は含まれていません


前述の奥様の様に、「旦那の収入」が少ないと


言うのであれば、旦那に「お小遣い」を与えていないで


夫婦で「投資費用」を捻出し、夫婦で自己投資に当てれば良い訳です





 別に女性票を獲得して、政界に出馬したい訳ではございませんが


雑誌を読んでいて、ふと感じたことを書いてみました



先ずは言葉と考え方から変えてみると良いかもしれませんね




としお

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