「資格」を生かせる人、生かせない人 - 各種のヨガ・ピラティスレッスン - 専門家プロファイル

Style Reformer 小林俊夫
Style Reformer 『猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」』代表
東京都
ピラティスインストラクター

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:ヨガ・ピラティス

福島 多香恵
福島 多香恵
(ピラティスインストラクター 社会福祉士)
Style Reformer 小林俊夫
Style Reformer 小林俊夫
(ピラティスインストラクター)
福島 多香恵
(ピラティスインストラクター 社会福祉士)
福島 多香恵
(ピラティスインストラクター 社会福祉士)

閲覧数順 2024年05月08日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

「資格」を生かせる人、生かせない人

- good

  1. 運動・スポーツ
  2. ヨガ・ピラティス
  3. 各種のヨガ・ピラティスレッスン

 こんにちわ


今日も夏の様な暑さですね!!



 さて、昨日は


①「鍵となる資格」


②「武器となる資格」


③「モンスターが落としていった資格」



 といった感じで、「資格」についての


僕の考えを書かせて頂きましたが


本日はその続きとなります



昨日の内容はコチラからどうぞ



「トレーナーと資格の分類」


http://ameblo.jp/mojyao-huntouki/entry-11866580024.html



 この「資格」ですが


多くの場合、「資格」を取って安心してしまい


そこで終わっている方が、とても多い様に想います



 基本的に、この業界において


それを持っているだけで仕事が保障される「資格」


なんてものは無いのです



 フィットネスクラブを例に考えると分かりやすいですが


エアロビクスの資格にしろ


ヨガインストラクターの資格にしろ



 初めは希少性があるので


引く手数多で、フィーも高い訳です



需要 > 供給


といった感じですね



 しかし、しばらくすると周りがそれに気が付き


皆がその資格を取得しようとする


そうすると、段々と飽和状態になり


需要と供給のバランスが崩れ



需要 < 供給


となり



 1つのレッスンの空き枠に


何十人ものインストラクターがオーディションを


受ける事態になり、代わりはたくさんいるので


フィーも安くなる訳です



 そうならない為にはどうするか


色々と考えられると思いますが、大きくは以下の3つになるかなと

(もちろんこれ以外にもあると思いますが)


①日本初など、まだ周りが持っていない資格を取得する


②その資格を突き詰め、周りとの違いがハッキリと分かる位に掘り下げる


③自分の持っている他の資格や能力と組み合わせ、オリジナリティを出していく



 基本的には、その方がどうなりたいか


どの様に活動をしていきたいかによりますので


どういった形を選んでも良いと思いますが



 個人的に誰でも出来て、トレーナーとしてのベースが


拡がるのは、②だと思います



 例えば、以下の様にセミナーで習ったとして


「Aというエクササイズで、猫背の方が硬く短くなりやすい


小胸筋と大胸筋がストレッチされて緩み


僧帽筋中部、下部繊維が促通されます」と




 そうすると、次の日から現場で


その言葉をそのままお客様に伝えながら


指導をしているといった様に



 そこで「学び」が終わってしまっている場合が


とても多いと思うのです



 そこから小胸筋と大胸筋の機能や起始-停止や


機能、神経支配までを自分で学んだり



 そもそも「ストレッチ」されるってどういうこと?


「ストレッチ」されるとなんで筋肉が緩むの?


どういうメカニズムになっているの?



「促通」ってなんだか、分かる様な分からない様な?


筋トレの様に、筋を肥大させて強化することと、


促通って違うのかな?



 とかまでを考え、自分自身で調べ


調べる中で、また新たな疑問が生まれ・・・・・・


といった感じで、中身を掘り下げている方は


2割もいないのではないでしょうか?



 講師が話したことを、ただ現場で伝えているだけなら


そこには「思考」というものは


1mmたりとも無い訳です!!



 それはただの「暗記」


ただの「暗記」だから、同じ資格を持っている


他のBさんと、代わりがきく存在となる訳です



 もちろん、始めは「暗記」で良いですし


多くの情報を「暗記」することで、材料が増え


その多くの情報をもとに


「思考」をしていくことが大切な訳です



 「資格」は取ってからがスタート


その「資格」を取得する為に学んだことを


他に代わりがきかないくらいに


徹底的に掘り下げていくことが大切



 分からないことがあってもOK


大切なのは、常に健全な疑問を持ち


その疑問を解消する為に考動し続けること!!



 そうすることで、運動指導者としての能力も高まり


〇〇という資格を持っているインストラクターとして


必要とされるのではなく


〇〇という資格を持っているAさんにお願いをしたいと


同じ資格を持っている人とも


代えのきかない存在になるのではないでしょうか?



な~んてな♪



としお

 |  コラム一覧 |