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山中 昇
山中 昇
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白尾 由喜子
(英語発音スペシャリスト/英語プレゼン講師)

閲覧数順 2024年04月23日更新

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カナダの教育課程に基づく指導―日本の子供が驚くほど変わります

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クリティカルシンキング

カナダ・アルバータ州の教育課程に基づいた指導。

クリティカルシンキングの国カナダの教育制度のプラスを、そっくりそのまま日本の生徒に降り注いている指導。

その名も Canada Club。  


もちろん使用言語は英語です。

 

開始後3か月経ちました。

最初から在籍している生徒たちは、そろそろ、カナダの教育の奥深さが垣間見えて来たようです。

「あ~!」


5月は社会科。


宇宙―地球―世界―アジアー日本―西日本―四国―愛媛―今治―。。。町―家族

こうたどって来て、到着したのは「自分」



その「自分」と、「家族」から「宇宙」までの社会との関わりを考えるのが「社会科」であること。


スタートとして、もちろん「自分」の分析から始まりました。

(カナダでは幼稚園レベルの経験です。)

What are my gifts?

What are my interests?

What are my talents?

What are my characteristics?


自分のストーリーを語りながら丁寧に進めて行きました。



Gifts は単に「得意なこと」ではありません。

生まれながらに持っている「宝物の能力」です。


日本のような画一的、間違った平等教育、そして「出る杭は打たれる」文化で育った生徒たちには、なかなか意識の切り替えが難しく、大苦労。


お母さんやお父さんに「どんな赤ちゃんだった?」インタビューも繰り返しながらの大格闘です。

 
そうやって見つけた「自分」

Gifts がいっぱいあって、それに応じたinterestsでGifts を育み、Talents を身につけ、自分のCharacteristics を作っていく。


生徒たちの表情が、「自分にGiftsなんてあるのかな・・」という低評価から、輝くような自身に満ちた顔つきに変わっていくのが、時を追うごとに観察出来ました。


4月にやった理科。


ある小さな物を徹底的に観察することで、季節の驚くべき変化を実に感情豊かな英語で表現できるようになりました。


「こんなに細かく観察したことない!」と、見つめ、耳をそばだて、そっと触って、匂いをかいで、5感全部を使い自由に観察しました。


そんな観察力が、実は社会科で出くわした「自分」認識に非常に大切なスキルとなります。


3月は言語。


英語の本を読みました。 同じ年頃の子が書いた日記のような物語です。

人の緻密な感情の起伏が、実に見事に描かれている英語のストーリーです。


その感情の中に自分を投入。

今までの自分の経験と重ねます。


そして、その見事なまで具体的な英語の描写を真似て、自分の経験を英語で書きました。

生徒たちが驚くほど楽しむ言語活動です。

 

どんな場面でどう行動し、どんな感情を持つのかを理解する能力。

もちろん、社会科の「自分」認識にも欠かせない能力です。


こうやって、すべての教科が実は同じ線でつながり、ひとりの人間としての子供の成長を助けて行きます。

これがカナダの教育です。


「自分」も知らずに、暗記の点数だけで評価され、暗記テストの点数で大学を選び、「自分は何に優れ、何をして生きて行くと幸せなのか」の認識もないまま、とりあえず就職。

そんな人生、もったいないと思いませんか。

 

みんな人間は素晴らしいものを持っているはず。


それを見つけて、伸ばす手助けをするのが「教育」だと固く信じています。


この5流教育制度の国でも、子供たちを輝かせることが可能なはずとの強い思いを持っています。


Canada Club へようこそ。


6月はComputational Thinking を養うためのCoding 指導が始まります。

日本の他の地域からも、Canada Club 生が増え始めました。

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カナダの小・中・高校の教育課程を基にした指導をしています。
クリティカルシンキングの基本が出来た生徒は「カナダの小さな町での留学・ボランティア」
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(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)
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カナダにいらっしゃい!

カナダ 在住。パンデミック後のNew Normal 留学をサポート。変わってしまった留学への強力な準備として UX English主催。[Essay Basics] [Critical Thinking] など。カナダから日本に向けての本格的オンライン留学準備レッスン・カナダクラブ運営。

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