- 藍原 節文
- 株式会社ファースト・シンボリー 代表取締役
- 経営コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
販促DM制作の具体的な作成事例に関してお話していきます。
前回の復習ですが、実際に成功している販促DMのポイントは
以下になります。
■販促DMの目的が明確になっている
■顧客管理により、販促DMのターゲットが明確になっている
■販促DMの内容に工夫がされている
■常に効果測定を実施し顧客ターゲット・掲載内容・特典を変化させている
今回は、販促DMの顧客ターゲットに関して
目的が明確になったらターゲットを絞り込む必要性があります。消費者の
ターゲットを絞り込む際には、エリア(住所)・年齢・性別・年収などの
基本情報と、趣味・嗜好や心理的な特徴などの属性を絞込みます。
そうすることで、ターゲットに対してピンポイントにアプローチすることが
できます。ここで重要になってくるのが顧客情報をいかに蓄積しているかと
いったことになります。顧客をしっかりと把握していることが、DM成功の
要因の一つであり、顧客ターゲットを明確にしセグメントできる要素の一つに
なるのです。
ここで販促DMのターゲットを絞り込む際の一つの基準についてですが、
以前のコラムで書いているRFM分析などを活用して、顧客ターゲットを明確
にしていくことも手段の一つです。
RFM分析とは↓
http://profile.ne.jp/pf/aihara/column/detail/32055
一つの目安として、顧客ターゲットの明確化をいかに基づいて実施して
みてください。
■売上を最大限まで上げたいとき
・・・自店のロイヤルユーザーをターゲットとして販促展開
■季節指数が高いとき
・・・自店の一般顧客、休眠顧客をターゲットとして販促展開
■顧客フォローのための販促
・・・基本的に、ロイヤルユーザー&一般顧客に対して販促展開
上記でのロイヤルユーザーなどの分類方法に関してはRFM分析などを参考に
して実施してみてください。
ターゲットを絞り込み、何を目的として販促DMを実施するのかで、
その販促DMの手法などが大きく変わってくるはずですし、ターゲットを
明確にしていくことで、販促DMに無駄なコストを使わずにすむように
なり、低コストで最大限のパフォーマンスを上げることが可能となります。
販促DM展開の事例はこちら↓
http://www.firstsymboly.com/de-dm.html