- 神谷 忍
- 神谷デンタルオフィス 藤沢インプラントセンター 理事長・歯科医師
- 神奈川県
- 歯科医師
対象:一般歯科・歯の治療
- 赤岩 経大
- (歯科医師)
- 赤岩 経大
- (歯科医師)
みなさんは歯を磨くとき、どのようなことに気を付けていますか?今回は気を付けて頂きたい7つのポイントについてお話します。
1)歯ブラシを濡らさない
歯を磨く前に何となく歯ブラシを濡らす習慣のある人が多いのでは?しかし、歯ブラシに水を含ませると、歯磨き剤が一気に泡立ってしまい長時間磨けません。乾いた歯ブラシに歯磨き剤をつけて磨いてみましょう。
2)歯ブラシは軽く持つ
歯ブラシは鉛筆を持つように握るか、手のひら全体で軽く握るようにします。歯肉を傷つけない為に、力が入りすぎないよう気を付けましょう。
3)磨く順番を決める
磨き残しを防ぎ、効率的に磨くために、自分なりの磨く順番を決め、毎日の習慣にしてしまいましょう。
4)歯の表面は歯ブラシを直角に
虫歯予防には歯ブラシを歯の面に直角に当て、毛先を細かく震わせながら1本に付き20往復ほど磨きましょう。歯ブラシを左右に動かす距離は1~2㎜程度で磨きましょう。
5)歯周ポケットは歯ブラシを45度に
歯周病を防ぐには、歯と歯肉の境目にある歯周ポケット付近が重要な場所です。歯ブラシの毛先を斜め45度の角度に当て、細かく振動させます。やはり1か所につき20往復を目安に磨きましょう。
6)磨き残しの多い場所に注意
一般に、右利きの人は右側の上下の歯の内側が、左利きの人は左側の上下の歯の内側が磨き残しの多い場所と言われています。また、上の奥歯の頬側からのど側にかけての面も磨き残しが起こりやすい場所です。意識的に丁寧に磨いてください。
7)すすぎは少量の水で1回だけ
何度もうがいをする人がいますが、それでは歯磨き剤に含まれる微量フッ素が流れ出てしまいます。すすぎはごく少量の水(10~15ml)で1回、30秒程度ぶくぶくしておしまいにしましょう。
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