新社会人に見る賃貸事情2 〜メルマガより〜 - 不動産投資・物件管理全般 - 専門家プロファイル

中村 嘉宏
株式会社イー・エム・ピー 代表取締役
東京都
宅地建物取引主任者

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対象:不動産投資・物件管理

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新社会人に見る賃貸事情2 〜メルマガより〜

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どんな物件を選びますか?…投資用不動産の選び方…
【EMPメルマガバックナンバー 2006/06/10号】



>>>前コラムの続きです



株式会社ネクストという会社が、
この4月から一人暮らしを始めた首都圏と
関西地区在住の新社会人428人に取ったアンケートがあります。
(以下の数字はすべて首都圏在住のアンケート結果です)


その中で、現在の通勤時間についての質問があり、


「30分未満」と答えた人が37.4%
「45分未満」を加えると6割以上という回答になりました。


平均家賃は7.45万円。


今年の平均大卒初任給が20万円を少し越えるくらいと予想されるので、
ほぼ1/3を住居費に使う計算です。


学生の平均が5万円台なのを考えるとかなりの差があります。


以前のメルマガでも書きましたが、
数年前からキャリアアップのため社会人大学や
夜間の専門学校に通う若者が増えています。


そういう若者は職住接近を指向します。

不況を脱したとはいえ「会社や社会には頼れない」と考える若者は多く、
その傾向はますます強くなっているようです。


アンケートでは「部屋探しの条件でどうしても譲れなかったもの」
という質問もありました。(複数回答可)


選択肢の中に
「沿線・エリア」や「予算」はありませんが、
一番多かったのが「バス・トイレ別」(全体で約4割)。


ただし、関西圏在住の人が東京圏より10%ほど多いとのことなので、
東京圏に住む人で「バス・トイレ別」を
絶対条件とした人は約30%程度と思われます。
(逆に言えば約7割の人はこだわらないということです。)


以下、どうしても譲れなかったものとして
「エアコン」(全体で27.6%)、
「2階以上」(同23%)、
「室内洗濯機置場」(同21.5%)
が上位を占めています。


逆に言えば、それぞれ7-8割の人はそれらの設備こだわらないということです。



>>>続く



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