- 大長 伸吉
- ランガルハウス株式会社 代表取締役 アパート経営アドバイザー
- 東京都
- 不動産投資アドバイザー
1%を下回る借入金利時代に突入しました。
これが、いま戸建住宅やマンションを取得超低金利の住宅ローンは賃貸併用住宅でも大きなメリットする人が増加している理由です。
0.9%で借り入れができるなど、とてつもない優遇金利です。
3000万円を借り入れたとして、毎月の返済額は8.3万円。
低金利の時代であるため、東京都下(多摩地区など)のファミリー向け新築マンションならば3,000万円で購入することが可能となっています。
しかし、東京都下でもファミリー向けの部屋を8万円台で借りることはなかなか難しいのが現状です。
(1)住宅ローンで取得した場合は、新築で毎月の返済が8万円程になります。
(2)賃貸生活では、中古物件でも家賃は10万を超えます。
借りている部屋に住むという選択よりも、マイホームを所有するという選択をする人が増えるのは当然のことです。
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住信SBIネット銀行では、ローン保証料が無料で0.65%かつ団体信用保険が無料。
イオン銀行では、ローン保証料が無料で0.77%。
新生銀行では、ローン保証料が無料で0.98%かつ団体信用保険が無料。
メガバンクの場合、
三菱東京UFJ銀行では、0.775%+ローン保証料0.2%であり、0.975%。
りそな銀行では、0.775%+ローン保証料0.2%であり、0.975%。
三井住友銀行では、0.775%+ローン保証料0.2%であり、0.975%。
みずほ銀行では、0.775%+ローン保証料0.2%であり、0.975%。
*注意:2014年3月時点での最も良い条件で表示されている金利を記載しており、諸条件により利率や融資の可否に差異があります。
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住宅ローンに力を入れている銀行では、ネットで公開している情報でも1%を切っています。
住宅ローンの借り換え実績でトップの住信SBIネット銀行では、ローン保証料と団体信用保険が無料で0.65%となっており、この融資条件を取得できた人は恵まれています。
過去には金利が3%台や、1990年代初期には住宅ローン金利が6%超えていたときもありました。
また、一般的に銀行の信用度が高いメガバンクであっても1%前後の金利となっています。
そう考えると近年は、住宅ローンを組みやすい状況になっています。
しかし、この超低金利という魅力が落とし穴となっているのです。
超低金利であるために、将来設計を十分に計画せずにマイホームを買ってしまう人がたくさんいます。
超低金利であっても、借入をした数千万円はあなたが支払わなくてはいけないのです。
銀行は金利を優遇しているだけであり、マイホームをあなたの給与で支払うことには変わりありません。
それに比べて、賃貸併用住宅では借り入れた金額も、銀行金利も家賃収入で支払うことが目的です。
賃貸併用住宅であっても、この超低金利の住宅ローンを活用することができます。
ただし、賃貸併用住宅は戸建とは違い特殊な建物なので、よく勉強をして多くの融資と建築実績のある専門家やサポートチームのアドバイスを得ることをお勧めします。
昨年私たちがサポートをして賃貸併用住宅を取得したオーナーさんが、驚くことに0.6%を切ったローン金利で融資を組めた事例もありました。
こちらの方は、みずほ住宅ローンの期間限定固定2年専用当初期間重視プランというものでした。
これはとても良い情報であり、賃貸併用住宅でもここまでできると知ってもらえればと思います。
もう一つ明確なメリットを付け加えます。
それは、賃貸併用住宅の賃貸部分の銀行金利とアパートを取得した場合の銀行金利とでは大差があることです。
上記の住宅ローンの1%の超低金利に対して、アパートローンの金利は、2.5-3%ほどです。
2.5-3倍もの金利差があります。
実際に建物が出来上がってしまうと、賃貸部分が安定して賃貸経営できるためには、競合となるアパートやマンションの賃貸物件に勝ち抜かなければなりません。
同じような大きさの部屋を同価格で建築し、同じ家賃で貸し出した場合に、競合のアパートのオーナーよりも賃貸併用住宅のオーナーがより多くの利益を得ることができます。
競合のオーナーアパートは、高い金利で借り入れているという負担を抱えているので、支出が多くなります。
賃貸経営の収益性が勝るのです。
さらに加えますと2.5-3%でアパートローンを組むことができたオーナーは少数派です。
中古アパートのローンなどローン金利が3-5%で借り入れているケースも多いのです。
これに対して、住宅ローンで賃貸併用住宅を始めたオーナーさんは、近隣よりもとても良い条件で賃貸事業が開始できるのです。
超低金利の住宅ローンにて賃貸併用住宅を取得する方法を検討することはとても有効なのです。
戸建て住宅は、オーナー一家族のみが住むので快適でありますが、
将来の生活が保障さない今、
家計を圧迫する戸建て住宅ではなく、
副収入を得られる賃貸併用住宅を勉強する価値が十分にあると思います。
「住宅ローン」に関するまとめ
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住宅を購入する際に多くの人が利用する住宅ローン。不明点が多い住宅ローンを専門家が解説します。
「どんな住宅ローンを選べば良いのか?」「フラット35の審査に落ちてしまった」「住宅ローンを夫婦で返済していたが離婚する」「転職した場合に住宅ローンはどうなるの?」「最近の住宅ローンの金利の動向はどんな感じ?」「繰り上げ返済はやった方が良いのかな?」など、住宅という大きな買い物をするために住宅ローンをお考えの方はお悩みや疑問、不安を持っていると思います。 そんな住宅ローンに関する疑問や不安を解決するために、参考となる専門家発信の住宅ローンに関する情報をまとめました。
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