- 松山真己
- 心の健康と美の研究所Calix 代表カウンセラー
- 東京都
- 臨床心理カウンセラー/パーソナルコーチ
対象:コーチング
最近、人や物の名前が出てこない、画像は浮かんでいるのに・・・
「えーっと、なんていうんだっけ?ほら、あれ、何だっけ?」
何だか年々、そういうことが増えてきているように思います。
大丈夫かぁ?私の脳!?まあ、歳のせいだから仕方がないか~
なんて呑気に、そう思ってしまいがちなのですが・・・
実は「記憶力」や「物忘れ」って、
加齢による能力の低下というのは誤解のようです。
霊長類の研究から、ヒトの個体識別能力は150人くらいが限度だろうと
推測されていて、つまり名前をしっかり覚えていられるのも約150人分ってこと?
長く生きていればその分多くのデータを収集しているわけですから、
既に許容量に達していたりもするわけですよね。
また、記憶はインパクトや関心の高さにも左右されるため
多くの経験や体験を積み応用力や知識のある人ほど新たな記憶として
データの上書きをする必要もないわけです。
今までの経験や知識で十分処理できるわけですから・・・
ただアンチエイジングの側面から考えると,
スポーツや食事で筋肉の衰えを防ぐように、脳にも刺激を与えて
脳細胞を活性化することは大切です。
恋をする!というのが一番のお勧めなのですが。。。
なかなか、相手もあることだし難しいかもしれません!?
出来そうなこととしては、スポーツや新しいことをするということかな?
日常の中での小さなチャレンジとしては、たとえば
苦手な人に自分から笑顔で挨拶をしてみるとか、
店員さんに労いの言葉をかけるとか・・・
いつもとは違う言動を予測不能な他人に対して、行ってみるというのはどうでしょう?
知らないお店に入ってみるとか、普段とは違う道を通ってみる
というのもいいかも知れません。
ちょっとした冒険、そのドキドキが脳を活性化してくれそうです。
注:認知症やアルツハイマーによる記憶障害については、医師の診断と処方、
専門家のアドバイスに基づくトレーニング、症状に合わせた環境を設けることが必要となります。
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