【最幸ビジネスモデル】言葉には深さがある。 - 新規事業・事業拡大全般 - 専門家プロファイル

星 寿美
プラウドフォスター株式会社 代表取締役
東京都
経営コンサルタント
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【最幸ビジネスモデル】言葉には深さがある。

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 【最幸ビジネスモデル】  2014.3.3 No.0809
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■今日のテーマ
 言葉には深さがある。
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まったく同じ言葉やセリフでも
その話す内容には、それぞれ深さがある。

使う言葉は同じだから
ちゃんと理解して分かったつもりになっているだけで
実は深さがまるで違う。

深い人は、
浅い感じが手に取るように感じる事ができるけれど
浅い人はそれが世界の全てだから、
ただ理解して分かっていると思っている。

深いからいい、とか悪い、ではない。

ただ、深さがあるのだ、と言う事。

そう言う私自身も
もっと深い人からは丸見えで
一番深いのは、死んでいる状態の時だと思うから(笑)
生きている限り
いくらでも探究ができるのが面白い。

私は物心ついた幼少の頃から
言語化はできないが
やけに本質的な事を感じ取ってしまう性質だったので
表層の世界はたいくつでつまらなくて大変だった。

そもそも、
言葉とその人の本心とのギャップに
驚く程敏感だった。

だから母は私を恐れて
「感受性が強すぎる」といつも叱っていたし
学校に通信簿にも書かれた。

その頃、感じた事を言語化するのは難しかったが
少しでも表現しようものなら
「おかしい」とい全否定されてしまうので
自分を殺してなんとか生きていた。

話が合う子どもも大人も皆無だったので
私の感覚がおかしいと思い込み
一生懸命に「一般的」な事に合わせて
生きて来た。

そして、大人になり、
思っている事を言語化すると
共感してくれる人に出会って行く。

共感してくれると
同じ事を感じている、と
もう、嬉しくなって。

けれど、どうも相手は違う事を感じている。

そもそも、「それあたりまえじゃん」が
一番の共感かと・・・。

もちろん
理解してほしい、とか
そういうレベルの話ではなく。

自分の感覚が「無」とされる時期が長かったから
理解されたり、共感されたりするのが
すごく嬉しいという時期を通り。

今は
同じ深さで響き合う友達に出会って
はじめて、
あぁ、深さがあるのだ、と
認識できて、その発見を面白がっている。

そして、
同じ深さで響き合う人は
まったく別の体験を通じて
同じ感情や、同じ気付きのプロセスを
経てきている人だと感じている。

よく、
同じ体験をしなければ気持ちは分からない、
という方がいるが
まったく同じ体験をしても
捉え方は見事に違う。

それより
まったく別の体験を通じて
同じ本質に行き着いくほうが
ずっと理解し合える。

表層だけで生きている人は
かなり多いが
それがいい悪いではなく
それはそれで、役割だし幸せなことだと思う。

けれど、
表層がまったく
つまらなく感じている人間にとっては
表層は苦痛で。

とにかく何も面白くなくて。

やはり、
受け売りでもなく
習慣でもない、
もちろん「ねばべき」は論外(笑)

体験から得た
自分独自の本質的な感覚(人生そのもの)を
シェアし合えるのが私は楽しい。

これは
単なる好き嫌いの問題。

少ないながらも
いま、周りには類友で
増えているので、もう世界は変わったー!

とノーテンキに思ってしまうが
いやはや、かなりアブノーマル・・
あ、間違えた。マイノリティらしい(驚)

自分では至って普通なのだけれども。

よく深い話、とかそういう表現をするが
それもしっくりきていない。

なんていうか・・・。
それぞれ、いたって当たり前の感覚だけれど
それは体験からの探究の結果
自分の中にある感覚・・・美学とか真理とか
そういうことで、
そういう核の部分で響き合えるのと
表面的に深い話だと共感するのでは
雲泥の差がある。

どんなに耳あたりのいい、
素晴らしい事を話していても
どんなに共感したと言っても
その「BE」は丸見えなのだ。

自分の深い部分と自分が繋がっている、
その深さが言葉にも現れるのだと思う。

その自分の深い部分は
全部と繋がっている場所だから
浅ければ浅い程、分離しているから不安も大きい。
という、とてもシンプルなカラクリだ。

結局、
安心感や至福感は
自分との繋がりが大きい。

自分が自分で在って、本当に嬉しいという感覚。
自分の魂が喜びで溢れている感覚。
ただ、ただ在る、という感覚。

そういう事が
言葉の深さに関係しているように感じている。

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■今日のまとめ

 まったく同じ言葉やセリフでも
 その話す内容には、それぞれ深さがある。

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